Blues Goes On

Ourself


2004-03-28 SUN.
やはり全国的にいまは異動の季節らしく、様々な別れやら新たな出会いがあちらこちらで繰り広げられておることでございましょう。
昨夜のセッションでも(僅か 4ヶ月とはいえ)しばしの別れとなる仲間を送り出してまいりました。
ドラムの柴田クンが愛知県の方に行ってくる、とのことで、その間すこしさびしくなりますね。無事な帰りを待つといたしましょう。

さて、年度末とて、みなさまお忙しいなか、そこそこ盛り上がった一夜でございました。
最初は、その柴田クンとワタクシ、そして Fender Jazzmaster のタクロン、ベースの松宮選手の四人だけでしたが、そこにキーボード&ドラムの藤井クンも現れ、さっそくピアノへ。
セッション・メンバーは他に来てなかったのですが、なにやらお客さまらしき方々がおられましたので、まずは「様子見」(?)にスローなナンバーなんぞを。っちゅーのも、あまりキョーミのない方でしたら、いきなりガッチャガッチャとヘヴィーなブーギなど喰らわしたら「こりゃタマラン!」と退散されちゃったらマズいっすからねえ。
でも、どーやら藤井クンあたりのお知りあいでもあられるようで、ちゃんと拍手もいただきました。そこらでちょと安心して、ブーギ系などもはさみつつ、でも「お客様向け」のややヨソ行きの(ウソばっかし!)、ステージをココロガケ(ただけ?)ましたですよ。

ケッキョクそんなスタイルで 2セットをこなしたあたりで、他のメンバーも到着し始めました。柴田クンの仲間のベース&ドラム、お馴染み、ベーサーMにナリちゃん、板どん、さらにダディ正井ご一行さまと、役者が揃ったところで、板どんセット行きましょ。
今回はワタクシ、Red Hot ではなく、Sunburst で参戦いたしておりまして、これがネックの「反り」ではなく、ボディへの取りつけ角度のモンダイで、弦高が高過ぎるんですよ。ブリッジの調整ではもはや吸収できないほど(たぶん Fender Mexico と Squire の「ちょっとした」規格の違いに起因するのかもしれませんが)なもんで、先日も MUSIK でネック・エンド側に挟んで全体の角度をもっとスウェイ・バックさせるシムを作ってもらったのですが、それでもまだ足りない(!)ようで、こりゃなんかテキトーな材質さがして自作せにゃならんのう。
そんなワケでワタクシのギターとは思えないほど弦高が高く(って言っても、他の方々に言わせると、「え?ぜんぜん高くないよー!これ、フツーじゃん?」だそうなんですが・・・)おかげで、左手の指が「いつになく」働いておりました⋯
板どんセットでは時たまフェイズ系なんぞで音に「色をつける」んですが、やはり、それ専用にチューンした Red Hot と違って、どのエフェクトも「浅く」なるのよねん。
最初っから Pandora を「組み込んで」いるよな Red Hot と、普通の(?)ギターであるサンバーストじゃ、こーも違うとは・・・ なんて要らん感心などしながらそれでも、その素直なトーン・キャラクターを活かしてアタッキーでメリハリのある(考えようによっちゃあ「よりブルースっぽい」?)ギター・サウンドを楽しみました。

そしてナリちゃんを誘ってまたワタクシのセットを。
ここでやった Junior Wells モロ(と言いつつハープ不在なのはどゆこと?)の Snatch It Back And Hold It じゃ、あのいきなりブレイクからのクラッシュするエンディングが(打ち合わせもしてないのに)ミゴトに決まり爆笑!でございました。
続いて、ダディ正井セットではギターにたちばなクンが加わる黄金コンビ(?)で、ベースにベーサーM、ドラムは柴田クン、キーボードはワタクシでございます。
シカゴ・スタイルのブーギなど渋く(?)キメるハズだったのですがダディ正井・テイラーが途中、酔いがまわって(?)ダウン。そこでふたたびチェンジしてそっから一気にラストまでなだれこみます。
ベーサーMのチョッパー・ベースによる 2コーラスに及ぶベース・ソロや、たちばなクンのギターで大ウケしたり、とケッキョクいつになく楽しんだセッションでございました。それにもう、このころにはメンバーしかいないジョータイでしたから、やってて面白けりゃいーのだ!っつーワケで、もうみなさんジョーキョーを楽しんでおられたようでございます。

この好天がまだまだ続くようならレーサーと HARO F-1っつーファニー・バイクの整備も開始して、そろそろ走り始めましょう。
春先は雪が消えるとともに、その中に紛れこんでいたいろんなゴミやらガラクタやらが路上に残り、ヒジョーにパンクする危険性が増えるので、これまたヒジョーに細いタイヤのレーサーのほうはいま少し様子を見たほうがいいけど、ファット・タイヤ(20X1.75)の F-1はそこら気楽に行けます。やや車重があるのが難点ではございますが、速度が目的じゃなく、シーズン最初の慣らしを兼ねてゲタ代わりに市内を走りまわるには、これでジューブンでございましょ。

なんて言ってると、また急に気温が下がったりすんだよなー。なんせ四月のアタマでもタマに雪がちらつくとこですからね、弘前は。
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