Boogie in Drunk

party(?)


2004-04-11 SUN.
昨夜のセッションですが、久しぶりにドラムの長岐クンが来てくれました。
国試の発表待ち中ではありますが、最初の研修先も決まったそうです。
県内とは言え、かなり遠いとこなんでちょっとメゲて(?)ましたが、ま、こればっかりはいたしかたないですねえ。ヤだ、なんて言えないし。

彼のドラムはやや早い曲をやるとジワジワとスピードが上がってく、というクセがあるんですが、どうやら、あまりアンサンブルで練習する機会が無いことにその原因があるようですね。
ただ、基本は素直なドラミングが出来るひとなんで、トレーニング次第では、かなり改善されるハズなんですが、この先しばらくはドラムどころじゃない生活が始まりそうで、そこらツラいところです。
でもね、ブルースなんて 40、50 は鼻タレ小僧、なんてコトバがあるくらいですから、アセることありません。
常日頃、耳に入って来るどんな音楽でも、そのリズムを指ひとつでもいいから動かして合わせ、肉体化して「リズムに強く」なるドリョクをしておけば、将来、そゆ「道楽」が出来る年齢になった時にも、「生きた」リズムを繰り出すことが出来ますよ、きっと。

さてセッションには例のキーボード修行中の女性が来てくれてましたので、最初ちょっとつきっきりで教えた後、Red Hot を SUNN に挿してバッキングに参加しました。
また別なドラマーも来てて(ゴメン、名前を失念しちゃいました)、またベーサーMもいつのまにやら客席におるじゃあないの。
こっからはイロイロな組み合わせでセットを組みますが、やはりオモシロいのはダディ・マサイ・テイラーのサポートで遊んだときでしょ。
ダディ正井の「ああ、ホントにシカゴ・ブルースが好きなんだなあ⋯」っちゅうギターをチリバメて Bad Boy ~ Gambler Blues とつなげて行きます。

ベーサーMはシャッフルなどで、またまた華麗かつファンキーなベース・ソロを見せてくれました。
ホントなら彼のドラミングも「捨て難い」んでそっちもやって欲しかったんですが、昨夜はドラムがいたのと、他のベース奏者がお仕事の都合で早めに退出しちまったもんで、そーもゆかず、ベースだけでガマンしていただきました。

ラストのセットでは今度はワタクシがキーボードにまわり、研修中の彼女はそれ、横で見ながら、鍵盤の高いとこで一緒に弾く、っちゅー「教習」状態でございます。
彼女には先だってイロんなブルースを MD にまとめて渡してあるんですが、どーやらその中で Gatemouth の Rock My Blues Away の女性ヴォーカルとのカラミが気に入ったみたいでした。フム、そのうちヴォーカルもやってみたい、なんて言ってくれたらオモシロいんだけど。

★午後、サンポしたついでに BLUES'N でひと休みいたしました。
そしたらダディ正井が Otis Rush のライヴってのをかけてくれたんですが、これがケッコー面白い!Sam & Dave の Hold On I'm Coming(なかなかいい!)、さらには「あの」 Stand By Me までやってるじゃあないの!しかも、それもケッコー本格的で、マジでやってますよ。
たぶんジャケ写からすっと Pepper's Lounge でのライヴでしょか?
彼じゃないヴォーカルの曲も混じってて、そこらはちと「?」なんですが、Otis Rush のヴォーカリストとしてのポテンシャルもなかなかのものだ、と確認した次第でございます。
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