Mojo House Live

at BLUES'N


2004-04-17 SUN.



北海道から来た二人組、Mojo House の東北ツアー初日が BLUES'Nから始まりました。
と言っても、明日の秋田でおしまいらしいんですが。

客席から見た右側がヴォーカルとギターの佐々木 新、左側はギター、フィドルとサイド・ヴォーカルの鈴木 裕で、最初はギター二本でブルース・ナンバーでスタートしました。
Baby, What You Want Me To Do をやや軽めのリズムでトバして行きますが、なかなかいい調子ですね。で、どーでもいいんですが、やはりキーは「E」でやってました。ワタクシと同じだ(って、それがどうした?と言われるとアレなんですが)。
続いては Ivory Joe Hunter の Since I Met You Baby です。オリジナルをベンチマークとすると、それを「めちゃめちゃ陰気やでぇ」方向に振ったのが服田洋一郎とすると、それと同じぶん、逆のアッパー側に振った、ってえ感じの腰の軽いウキウキするよな仕上がりになってますね。いいっ!
確かにブルース系のナンバーもいいですが、この二人、この曲のように「ブルース進行じゃない」ナンバーがまたなかなかいい味を出してます。
第二ステージでやった Crying Time もそうでしたが、やはりフィドルが入るとメロディアスなナンバーがとても活きますねえ。

つい先日、この日記でもちょと採り上げた Jackson Brown の For The Dancer の世界をつい思い出すような音のフラグメンツが次々に立ち現れて来るよな気がしたのはワタシだけ?
そーいえば、最後近くのスローなナンバーで見せた鈴木 裕のスライドでのフレーズが、これもまた Late For The Sky のスライド(ダレだっけ?デヴィッド・リンドレーとかゆうひとだったっけ?)を髣髴とさせる場面が何度もあったように思うのですが、それも先日の「ひさしぶりの Jackson Brown 」後遺症なのかもしれません。

彼らはカヴァー曲もやりますが、オリジナルも豊富にあるようで、いろんなタイプのナンバーを聴かせてくれました。そして、そのどれも、底流に Boogie や Ragtime、あるいは Novelty Song の「黒い」部分があるように感じます。
20人も入るとイッパイになってしまう店内はどんどんシンクロしてゆき、ラストはアンコール三連続で佐々木 新いわく、11回の裏まで、のライヴとなりました。
でもホントに、明日の秋田だけでまた北海道に帰っちゃう、ってのはもったいないよねー。
ま、ブッキングが間に合わなかったんでしょが、秋田のみなさま、明日、おヒマでしたらゼヒ聴きにいってくださいませ。

さて、本日、Mojo House のライヴから遡ること 6 時間。
お昼は「う巻き」でご飯をいただきました。へへへ、う巻きっつったら、もー出どこは決まってますねえ。こんな美味し~う巻き、このヘンじゃあるワケ無いざんす!そ、りっきーさんですよ。
フダン、昼は決まってパンやら麺で「米」以外のもんを食べるんですが、今日ばっかりは「目の前」にこいつがあるんですからねえ。とても夜まで待ってられっかい?となったのでございます。
ガラにもなく和食のセンで、と決断し、他にそれらしーもんナニがあるかな?と見ると、ちょっと前に「気まぐれ」で買った、スグ出来る「豚汁」がありますねえ。で、お豆腐かあ、冷奴にしちゃえ、とゆーワケで、野菜系が無いのが寂し~けど「それなりの」和食セット完成ざんす。
ま、う巻きだけでもじゅ~ぶんイケるんですが、ま、脇役もいたほーが主役が一層ひきたちますからね。

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