When The Sun Goes Down

Leroy Carr


2004-04-22 THU.
昨年の 7月から、この日記はモロ「ブルース日記」となったワケですが、その 3日目にとりあげたのが、この Leroy Carr と Scrapper Blackwell の How Long-How Long Blues でございました。
向こうは 1928年 6月19日、Indiana 州 Indianapolis での録音でございましたが、こちらは 1935年 2月25日、Chicago での録音となります( Bluebird 5877 )。

こちらも相変わらずの Scrapper Blackwell のギターを従えての手馴れたブルースですが、Robert Johnson がこのメロディを借りて Love In Vain を作った、とも言われております。
1940年代には Jimmy Witherspoon と Charles Brown によってカヴァーされ、1950年代には Harry Belafonte や T-Bone、1960年代には Lou Rawls に Ray Charles によってもカヴァーされるブルース界のリッパな「クラシック」と言って良いナンバーでございます。

自信に溢れた(よーに聞こえます、あたしにゃあ、ね)ソリッドなピアノに、いささか頼りなげな Scrapper Blackwell のギターが切なく(?)からんで、実にいい味を出してますよ。
まさか、この二ヶ月後にアル中からくる急性腎炎であっけなく死んじゃうことになろうとは・・・
permalink No.728

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