Give Me Back My Wig
Luther Allison
2004-05-16 SUN.
| | 恒例のブルース・セッション、前回はやたら人も少なく、内輪だけ、って感じで、それはそれで「やり慣れた」メンバーだけで「ブルース度の高い」演奏が出来てオモシロかったのですが、今回は聴きに来た(?)らしきお客さんや、少し前に Stand By Me を歌いたい、と来てたオールデイズ系のヴォーカルとギターのコンビも再登場し、板どんバンドやベーサーM、藤井クン、さらに能代の斎藤さんなど、店が狭く感じる(はオーヴァーだけど)ほどの賑わいでございました。
さて、一番オモシロかったのは松宮's ニュー(?)ベースでしょか。左の画像でもお判りのように、全体から見ると、やたらヘッドがデカくない?あ、逆にボディが小さ過ぎるのか? どー見ても、その弦長はストラトと一緒か、でなきゃそれより短いかもしんない、ってえ超ショート・スケールで、もともと身長のある松宮がそれ持つと、よけー小さく見えてものスゴ~い目立ちますねえ。 でも、その音、これがなかなかいいんですよ。どー見てもいい音なんてしそうもない(?)そのルックスからは思いもかけないよーな「落ちついた」低音が出てきて、ビックリでございます。 そのベースを使った板どんのバンド「Tokyo Wonderful Tonight(だっけ?)」じゃ、サイドを勤めるタクロンがまたナチュラル・フィニッシュのセミアコを投入!Ibanez のらしいんですが、ネックのボディとのジョイント部がずいぶん高低差があって、弦はボディ表面の遥か上空を通ってます。ハムバッキング PUもエスカッションから身を乗り出すよに弦に身を寄せ(?)てまっせ。ヒトゴトながら弾き難くないのかなあ?
ワタクシのセットではドラムにベーサーM、ベースにゴローちゃん、キーボードに藤井クンを指名してリズム・サイドを固め、ギターで板どんも加えて万全の体勢でいきましょ。 まずはランニング・ベースに乗せて Ice Cream Man からスタートです。 Red Hot Stratocaster のフェイズ・アウト・ポジションで軽く小手調べ。 でも、いちおー聴くだけらしいお客さまもおられるよーなので、まだ完成度がイマイチの Just A Little Bit とかはヤメときましょ。 スローなブーギで Night Time Is The Right Time なんてとこは、もー特別なギミックも無いんでキチっとソロも回して遊びましょ。 続いて板どんにオブリ任せて Messin' With The Kid! そして Jelly Jelly Jelly をスローでやりますが、ここじゃあ藤井クンのピアノがなかなかリリカルでようございました。 やはりなんだかんだ言っても Red Hot だと歯がゆい思いをすることも無く、いっちゃんリラックスしてプレイできますねえ。 でも一箇所、スイッチのポジションでワイヤリング直したいとこが出てきたなあ。そのうちヒマをみて、また大改造しちゃおっかな?
次のセットではワタクシ、サポートにまわり、ニューオーリンズっぽいファンキーなナンバーじゃオートワウを悪用して遊びます。 あ、そうそう、それとはまた別なセットになるんですが、例の Stand By Me を歌いたいってえ人にもワタクシ、キーボードでバックでございます。 なにやらお連れさんがそのシーンをヴィデオで録ってましたっけ。
で、気付いてみるとダディ正井&高山クン、なんかのミーティングからの流れだっつーナリちゃんもいるじゃないの。 能代の斎藤さんのセットではまたキーボードで参加しましたが、彼、なんだか面白いギター持ってきてましたねえ。 セミアコっぽいんですが、335 あたりと比べるとすこし小さめのボディで、クロームのリゾネーターがブリッジまわりに広がってるとこみると、ドブロ系のギターだと思うんですが、アンプから出てくる音はさほどドブロっぽくはなかったみたい。 会合からマッスグ来たんでギターを持ってこなかったナリちゃんが後でそれをお借りして弾いてましたが、やや音消えが早く、立ち上がりに独特のクセは感じられますが、それほど違和感の有る音ではありませんでした。 でも、渋いダーク・ウッド・カラーになってて、見た目もいい味を出してますよ。 ギターと言えば、板どん、ホント久しぶりにブラッキーを持ち込んで来たんですが、案の定、派手に倒してましたっけ。でも、それ、自分のバンドのとこまでで、セッション部分ではいつものセミアコ、History で参加です。 でも、意外に「弾きまくる」もんで、場外から「そのギターで、それは似合わねえぞ~」のヤジが飛んでました。なんか最近ブラッキーとの間が「冷めちゃった」のかしら? なんだか盛り沢山でイロイロあったセッションでしたが、前回とはまた実に対照的でございましたね。
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