Don't Let Nobody Know

Willie Baker


2004-06-04 FRI.



あきらかにマディを意識してるんじゃないか?っつう Hoochie Coochie Man タイプのナンバーでございます。
録音年次が 1970 年の Nashville となっておりますから、もうカンゼンにバンド・スタイルのエレクトリック・ブルースとなっておりまして、さらにそればかりじゃなく、実際に両者の唄いっぷり、ギターの弾き方など、どこをとっても、戦前のアメリカ東部で活躍(?)し、Charley Lincoln とも交流があり、Gennett 6766、Mamma, Don't Rush Me Blues や Yazoo の The Georgia Blues 1927-1933 に収録された Weak Mind Blues と Crooked Woman Blues がある Georgia の 12弦ギターを弾く、まったく同じ名前のブルースマン Willie Baker とは別人でございます。

さらに 1920 年に有名なダンサーの Josephine Baker が二度目の結婚をした相手が Willie Baker といいますが(なんと最初の結婚は僅か 13 才のときで、この再婚ですら、まだ 14 才です!)寝台車のポーターだった、と言いますから、こりゃもうさらにまったくカンケー無い同姓同名の別人ですね。

ただし DELUXE 6023、Before She Leaves Town ってのを吹き込んでいる Willie Baker ってのは同じひとじゃないでしょか?
まだ聴いたことはないんですが、45rpm となってますから前述の Georgia 系の Willie Baker とは時代がちゃう(なんせ、そっちは 78rpm ですからねえ)。
でも、判ってるのはこれだけ。

Excello 2312 ってシングルが Excello Story に収録されておりますが、そのクレジットでは、彼以外のデータは全て unknown で、バックなど、いっさい不明でございます。

天気がいいのは嬉しいけど、夏至に近づきつつある高い位置からの強い日差しのおかげで、まるで炙られてるよな感じ! そ!めっちゃ暑いんですけど。
昨日は「お遊び」でひとっ走りしてたんで、そうゆう時は暑い、なんてあんまり思わないのに、それが用事で「必要に迫られて」街中を HARO F-1 で移動しなきゃ⋯となると、ブーたれたくなるんだから、人間って(ん?ワシだけ?)ホント勝手よね。
でも、やっと脚を出して走ってても目立たない季節になって嬉しい。

さて、そろそろ Cannondale R700 も長距離に連れ出してやんないとなあ。
こいつ、もともとがトライアスロン向けのフレーム・ジオメトリーらしくって、路面からのフィード・バックみたいな情報の体感できる解像度に関しては「やや」歯がゆい面もあるんですが、その替わり吸収性がいい(?)ので、長距離を「なにも考えず」に走るのに向いてるよな気がします。
こちらは Campagnolo のエルゴ、っちゅうシフター付きブレーキ・レバーで、手元でシフト出来るのはいいんですが、ナニを血迷ったか、長年使い慣れている Cinelli のクリテリウム・バーじゃなく TDF( Tour De France )ってハンドル・バーを選んじゃったもんで、いまだに違和感が抜けず、愛着が湧かないのよねん。
クリテリウム・バーより横幅あって、ドロップは少なく、やや直線的。
まあ、実際にドロップした下の部分を握って「フル・パワー!」なんて走りはほとんどしないんでその高低差のショボいのはまだイイんだけど、もうね「見た目」がイケてないの!
ダサ!って感じ。

いっそドロップ・バー自体ヤメちゃって PROFILE の DH バーに替えちゃおっかな?
permalink No.771

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