The Blues Night!!

All Stars ( ? )

2004-06-27 SUN.






朝はやく、The Blues Night Vol.2 に出演するMACさんのバンドのベーシスト、HD さんが急な事情で来られなくなった、ってえ連絡があって、じゃ、りっきーさんにそのベースをお願いできないか?てなハナシになりかけてたとこにワタクシが登場いたしました。
この出しゃばりかつモノズキがこのよーなチャンス(?)を見逃すハズはございません!
さっそくワタシにやらせて、とお願いしてみたところ、スンナリ話が決まってじゃあ、三時からリハやります!ってえことで西荻窪のスタジオ UEN に向かいます。
そ、以前、ここで公開セッションしたとこね。

りっきーさんとっから Jazz Bass をお借りして、音合わせをしますが、久々の Jazz Bass、ケッコー面白いですねえ。さすがにハード・ケースに入ったそれは久しぶりに感じる「重さ」でしたが、スタジオで音を出してみると、自分のフラット・ワウンド弦では出ないベキバキビチ~ンが出るじゃあないの!
うひうひ・・・ とほくそえむのはなにかワルいことを思いついたショーコ。
ま、リハであまりそれハデにやっちゃうとバンマスに叱られるといけませんから(?)ちょと控えめにしといて、と。全曲をさらってから会場のある大久保に移動します。
ここでバンド全員で夕食をとり(そまっちとワシ、生姜焼き定食。バンマスかつ丼、ドラムの児玉さん味噌カツ定食・・・ だったかな?)、会場でも一度、音出しし、続いてりっきーさんたちのバンド Tokyo Shyness Boys もリハ。

昨日よりは涼しいとはいえ、梅雨どきとしちゃ異例の高温続きなんで、お客さん来てくれるかなあ?と心配してたんですが、開場して 30 分もしないうちに「満席!」になっちゃいました。もはやバンドのメンバーが座ってる場合じゃございません。最初の出演、Nite Crawler( with 変な助っ人ヴァージョン)はステージ回りにタムロしてるっきゃありません。

そのお客さんのなかには、ホント久しぶりのエピちゃんと彼氏クンもいて、感動の再会です。そして 1/3 Mini Guitar の水野さんが、「現物」をわざわざ持ってきてくれました!
さっそくりっきーさんも呼んで、その奇跡の仕事を拝見させてもらいます。
このサイズにして、5 ポジション・セレクターが「その通りに」作動するのを実感!
ちょうどそこにおいでになった hisae さんにも見ていただきましたよ。
ブリッジの精巧さ、など鬼神のごとき(?)仕事っぷりで、もう言葉もありません。

さて、開演予定時刻の 30 分も前だというのに、もう後方では立ち見も出てる状態ゆえ、ここはバンマスの判断で予定を 15 分も早めて開演といたしました。

Nite Crawler はブルースをメインにしたセット・アップで順調に(自称、ね)トバし、二曲目じゃ、例のベキバキビチ~ン・ベースをいてこまし(?)ヒンシュクを買う、と。
でもそまっちのギター、良くなってますよ!いつも弱音を吐いてるけど、やるときゃやるのね。MACさんもギター(相変わらず、ソロの時に音量が控えめなんですが)なかなかいいフレーズを出してますよ。長野さんがお休みしてて、その分をふたりで分担してくカタチになったのが「いい方向に」働いてるみたいです。
あたたかいお客さんの拍手にささえられ、いわばベースに助っ人を入れた片肺飛行ながら、無事ステージを終えることができたように思います(お店でヴィデオを録ってたらしいんで、それ見てないイマだからそー思ってるだけだったりして⋯うう、コワいわん)

変わっての Tokyo Shyness Boys が音を出したとたん、周囲(こんときはエピちゃんたちと一緒に客席にもぐり込んでました)が一挙に「湧き上がる」のを実感しました。
みんな目が輝いてます。
Nite Crawler ではベースが奥のへっこんだ立ち位置だったもんで、お客様の反応が見えなかったんですよ。ま、それはともかく、ニュー・オーリンズからミシシッピー河を遡行して(途中、利根川経由?)シカゴへ(?)っちゅうコンセプトのステージ構成は客席にも大歓迎されておりました。
ううむ、6年に一度、地上に姿を表す、っちゅう 17年蝉みたいな(シツレイ!)活動をしてる Tokyo Shyness Boys ですが、いやはやタダモンじゃありませんね。
りっきーさんのヴォーカルをフロントに、とっても味のあるグルーヴをウニョウニョと(あ、これホメてるんざんす!)生み出していきます。
お馴染みの(もお馴染みでないのも)ナンバー、どれも親しみの持てるサウンドで、もう客席もグングンとヒート・アップしていきます。トツゼンの Purple Haze でお馴染みのマディ・ヘンの乱入もあり、で笑いどころ(?)もタップリなステージでございます。後で聞いたら気がついたらそーなってたんだって!わははは

さすがですねえ。これだからユダンならねえんだ、このオヤジたちは!(ってテメエがイチバンのオヤジでしたねえ)

さてセッション・タイ~ム!ワタクシのヒキョーなストラト、Red Hot の背中を水野さんに見せたらギョっとされておられました。もしかすっとアキレてたかも?
サラっとスロー・ブルースのインストを始め(サイドにそまっち、ベースにりっきーさん、ドラムは児玉さん)、次第に客席も聴く気になってきたとこで、いきなり Right Time を唄い出すっちゅう演出で(なんちてホントはナニも考えてなかったざんす。途中で思いついただけね)スタートいたしました。
そして Rock Me Baby のスロー・ヴァージョンから Honey Hush へ!
ここでMACさんのヴォーカルで一曲( N.C.のアンコール用のナンバーでした)、さらにもいちどワタシがベース、りっきーさんがギターにコンヴァートして Honky Tonk Woman へ。
さらにベースを Tokyo Shyness Boys の方にお任せしてサイド・ヴォーカルに徹してエンディングになだれ込みます。

久保田麻琴ちゃんの「バイバイ・ベイビー」じゃ、スタンディング&ダンシング状態で、いやあ楽しかったなあ。

そまっちのギター、MACさんの歌&ギター、りっきーさんの歌&ギター、トツゼン降臨したマディ・ヘン、どれもみな輝いてました。
ほんと、来て良かった!



ところで、その前夜は、寿家さんに江戸川スリム、蚊取犬さん&こすりむちゃん、さらに雪乃さんに十字屋さん、そしてぶぅちゃんも来てくれてちょっとしたプチ・オフ会でございますよ。

初めてお会いするえどすりちゃまは予想以上にスマートで楽しい方でした。イロイロ裏話などを教えてくださり、ホントに面白かったですよ。
内容的にネット向きじゃない(?)ものも、直接会ってだとさらにそのオモシロさのニュアンスが伝わって爆笑もののネタ(?)があるのですが、モチロンそんなこと、ここに書けるワケがございません。
その前日の PRIVATE EYE のケイジさんとお会いした時も落語のことや大木トオルのことなどなど、やはりその表情を交えての「お話し」はそれだけでも面白く、これこそが FACE TO FACE の妙味というものなんでしょうね。
同様に後から駈けつけて来てくれた Utam さんとも、音楽だけじゃなく、写真の話など、自由に話題の中を飛びまわるのが「ネットでは味わえない」ダイレクトなコミュニケーションの良さでしょう。
そして MACさん。別にこれ、という話題じゃあないんですが、話してて楽しいんですよ。
人柄ってものなのでしょうね。みなさん、それぞれにお忙しい中で、ワタクシに会ってくださり、本当に感謝しております。どの方とも、たっぷり時間があれば、いくらでも語りあいながら呑んでられるんでしょが、逆に限られた時間の中で、これだけは伝えたい!みたいなインパクトってのもまたいいもので、それ、出発点としてはとてもシンプルかつ効果的な「互いの認知」になってゆくような気がいたします。
そこから始まって、サイド・ラインが見えてくるあたりもまた楽しいし。
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