Ain't No Drunk Too Much ? Wise? or not? 2004-07-04 SUN. | さて、7月はセッションが三回あって、昨夜はその最初の回でしたが、ムカシ弘前で弟と一緒にバンドやってて、いまは中央で作曲家をやってる鈴木キサブローが遊びに来てくれました。 ワタクシの BLK ストラトを貸してやったんですが、なんせホット・レイル搭載なもんで、そのあまりの高出力に「なんじゃこりゃあ~っ!」と困惑してました。 しまったなあ、こんなこったらサンバーストのほうにすりゃ良かったか?と思いつつも、もはや後の祭りっちゅうやつでございます。ま、なんとかダマしつつもやってもらいましょ。 てなワケで最初のセットではワタクシがフロントで、キサブローがサイド、ベースが松宮っちゅうセットでスタートいたします。 以前は確かそーとーメロウなギターを弾いてたと思ったキサブローですが、なんせホット・レイルの「破壊的な」大出力に手こずり、なんだかそれどころじゃないみたいで、ホントかわいそうなことをしました。 なお、彼の名誉のために言っときますが、後で別なひとのストラト(ラージ・ヘッド)を借りて弾いたセットでは「ちゃんと」本領を発揮しておりました。 たしか前回キサブローが来たときにはドラムがいなくて、ワタクシがドラムに専念して、それはそれで「とても面白かった」ものでございますが、今回はその最初のセットが終る前に若いドラマー(期待株)が現れて一同ホっといたしました。 その彼をドラムに迎え、むしろ勢いのある、面白いセットになりましたねえ。 ま、だいたいワタクシのセットなんかでもそうですが、すべて満たされてる(なんてことは滅多に無いんですが)ときよりも、多少弱いパートを抱えてスタートしてるときのほーが、かえってシャキっとするってのがありますからねえ。 昨日は 2ギターにベース&ドラムってシンプルな構成でのセットが多かったんで、ベーシックなフォームのブルースに「回帰」して、これはこれでなかなかいいものでございます。 先日の東京・大久保水族館での Nite Crawler もそうでしたが、ギター二本だと、手を抜かないでマジにシゴトしないとダメなのねん。 どーも、いつもギター三本で慣れてると、ユダンして隙だらけになっちゃってるなー、とあらためてカクニン、でございます。 そして、前回のブルース・セッションにも来てくれた Shinske the Night Train しんちゃんが今回はレス・ポール持参で登場です。ここで順番からいくと、いっちゃんモンダイなドラマーを上げてやんなきゃいけないんで、松宮と「ここはサっと切り上げよう」と打ち合わせ、そのしんちゃんのギターをフルに活かせるよな、かつ、ドラムがドラムですからロックっぽいナンバーで押して行きます。 8 ビートで Cross Cut Saw や Messin' With the Kid なんてとこね。しんちゃんのギターはまだ少しエンリョ気味でしたが、後で、もいっかい上がったときには(ってロックン・ロールなんてやりましたからねえ)もっとバリバリで、しんちゃんのギターはこうでなくっちゃあ(?)っちゅう聴衆を楽しませてくれました。 さらに、そこにダディ正井が(今日はソリッド・ボディのギター。っちゅうことはすでにだいぶ「お呑み」になっておられるショーコ?)で参加し、ハジケまくったあげく、ちょっとトイレに(!)とそのまま聴く側に腰を落ちつけちゃいました。 じゃ、ってんでまたしんちゃんを呼んで、ドラムにはこれまた久しぶりに登場の Tetchi(かっての Brand New Blues Band のドラマー)を招き、しんちゃんにタップリ弾いてもらおう、ってワケ。 ひところ仕事で北陸のほうに行ってたもんで、セッションにはブランクがあったんですが、前回以降、調子を取り戻しているしんちゃんのギターをメインにそのままラストまでなだれこみます。 途中でキサブローセンセはお帰りになられましたが、今回もいつもとちゃう顔ぶれで面白かったですねえ。あ、そうそう、ヴォーカルで参加してた三上春加ちゃん、ピアノでもセッションに参加してました。 あ、そー言えばワタクシもキーボードで上がったセットがあったんだった。・・・なんかイロイロありすぎてちょと記憶がコンランしております。 ★さて、上でもチラっと書きましたが、セッションっつーと、基本的に参加は自由なワケでして、せっかく来てくれてんのに、「おマエはヘタ過ぎるから来るな!」とは言えないのでございます。そこら、各地のセッションを運営されておられる方々は、どー解決してるんでしょ? やっぱ来なくなるのを「願う」なんて消極的な方策しかないんでしょか? 確かに自由に参加できる、というのがセッションのいいところではあるのですが、かといって、そいつ一人のために、周囲がとても不愉快な思いをしてるワケで、むしろ、そんな「ストレッサー」を排除して、残り全員がキモチ良く楽しむ、ってことも大事なのではないか?っちゅう気がいたします。 |
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No.803