Blues and Aomor Kent, who??? 2004-07-23 FRI. | 昨日の決意(?)どおり、今日は JR 奥羽本線の列車で青森へまいりましょ。 てなワケで「ぶ」さんが駅まで送ってくれたのですが、現在、駅舎の大改造中とて、う~んと秋田方 向寄りのとこに建ったプレハブが駅になってます。 なんだか地元で列車に乗るのが久しぶりなもんで勝手が判らず、ま、なんとなく人の流れに合わせて移動してったら、ちゃんと乗車口、ってとこにつきました。 何気なくいっちゃん前に行ったんですが、最前部はフル・オープンで、前方の鉄路がマル見えじゃないの!よっしゃ、座席には座らなくていいから、ここで前を見て行こ!てなワケで、なんだかムカシ を思い出すよなシーンがいっぱい見られましたよ。 う~ん、懐かしいなあ、ムカシはホント、こんな風に単線でねぇ⋯って、おいっ!今もかよ?なんと、五能線と別れる川部から先はホントに単線だったのだっ! 複線化工事が始まる前に鉄道の「没落」が来てしまったのねん。 ま、そんなことはともかく、青森について、会場に向かいます。 今日も「取材(?)」のためアリーナの周縁の中央に陣取りましょ。取材道具をセットしてから、ステージなめの客席、なんて絵柄をおさめて戻ってくると、ワタシの位置の少し離れたとこに、アヤしい人物をハッケン!イチバン低い段にいてゴソゴソやってる・・・ いえね、来る前に、えどすりちゃまの板で「みっくおか」さん、っていう人がこのために大阪から青森に来てる、ってのを見てまして、お互い、顔も知らないから会えないでしょね、みたいなことをえどすりちゃまとメールで語っておったのでございます。 そだよなー、顔わかんないとハッケンできるワケないし、なんて思ってたんですが、その人は「匂う」んです。ブルースが! で、思い切って尋いてみました。 「あの〜、みっくおかさんじゃないですか?」って。 なんで判ったんですか!⋯いやあビックリしたと思いますよ。ダレひとり知ったニンゲンがいないハズの青森くんだりまで来て、いきなり名前呼ばれるなんて!しかも、見たこともない相手から、ですからねえ。 実はえどすりちゃまの板で、という説明をして、ついでだから持参してた H/PC でカキコして、これぞネットの醍醐味、なんて言う前に、フツーならお互い顔も知らないんじゃ出会いようが無いハズ なんですが、そこはホレ「野性のカン」っつーやつでして。 そっからは一緒にライヴを楽しんだのでございますよ。 さて、昨日まではこのブルースフェス自体ヤスカタ・フェスティヴァルのバナーだったのが、今日はジャパン・ブルース・フェスティヴァル・イン・アオモリと変わっておりました。 つまりどうやっても、御一行様を受け入れてここでもライヴを!ってとこが現れなかったちゅうことでしょ。 せっかくシカゴから来てるのに「もったいない」⋯かな? な〜んてゆうのは、もしワタクシが他の地方で暮らすブルースマニアだったとしても、この一行じゃ呼ぶ気にはなれん、っての「よっく判る」んですわ。 Willie Kent?誰それ? 申し訳ないけどケッコ〜ブルースとの付き合いは永いほうで、かつかなり詳しいほうだ、とおもっておりましたが、そんなワタクシでもこれまでに一度も聞いたことない名前なんですよ。 失礼ながら Carey Bell と比べちゃったら月とスッポン(どっちが上なのか知らんけど)ハナミズキと洟水くらい差がありまんがな。 Willie Kent ? すごい!ゼッタイ呼ばなきゃ!とは、それこそゼッタイにならないネームヴァリュー⋯ ホント、なんで「こんなのに決めたの?」って人選でしょ。 このブッキングしたヤツってマチガイなくブルースのことゼンッゼン知らなくて、いいようにダマされくさってんじゃねえの? 現に Willie Kent をここにも呼ぼう!ってのが一件も無かった、てのが現実なワケ。当然でしょ。 まあ、ヤスカタ・フェスティヴァルちゅうことで酒を飲む伴奏に連れて来たぜ、ってんならなにもアメリカから連れて来なくても国内のブルース系のミュージシャンだって良かったワケじゃん。 シカゴとの無理矢理な類似性をもって「ブルースの街、青森!なんて言ってるみたいだけど、実にそこが浅い、ってのがバレバレになる運営だよな。 まあ、最初がリキ入りすぎだった、ってのもあるけど、だんだん連れてくるのがショボくなってくようじゃ「ダメダメ」だぞ。 さて、この日は帰り、クルマで送りますよ、っちゅうのにうっかり乗ってしまったばっかりに実に不快な目に遭ったのですが、やはりバカはバカ。そもそも脳ミソが変質しちゃってんだからマトモなハナシなんかできるワケない、ってのがドたっぷり証明されましたねえ。 だいたい、Cavern の時代にはブルースのブの字もなかったヤツが付け焼き刃のブルース「ごたく」並べてイチニンマエなフリしてるだけなんだから問題外なのよ。 そいつがいる限り弘前のブルースは必ず「悪いほうに」寄ってくんだろうな。 嘆かわしいこと! Artist List / Biography |
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No.823