STUMBLE ON THE MOVE the Stumble 2004-08-14 SAT. | このところ板のほうで話題となっておりました Stumble のライヴ映像ですが、これまでは Mac 非対応だったのを、我々一派(?)のために、スタンブル星一徹ことタマさんが、すべてのコンテンツを Mac 対応に変えてくださいました。 まことにご苦労をかけてしまいましたが、おかげで高野'対戦車砲'ヒデキ氏をはじめ、伝説の関西オール・スター(?)の演奏が、遠く離れたこの地でも楽しむことが出来るのですから素晴らしい! まずは真っ先に、ご本家たる Stumble の "Something You Got" を拝見させていただきましょ。 おお!関西ブルース界の若山富三郎(!)さんのベースのイントロで始まるファンキーなナンバーじゃ、播州キングさんの B. C. Rich と、星一徹ことタマさんの Gibson ES-135(センター・ブロック入りのシングル・カッタウェイのシン・ボディ、つまりセミアコね。それに P-100 ってえ一見シングル・コイル、でも実はスタッキングのハム・バッキングっちゅう PU を 2 個搭載したギター。ポジション・マークはドットで、ペグのつまみは白っぽいプラッチック。 2V/2T で 3 ウェイ・スイッチ、Tune-o-matic ブリッジにトラピーズ・テイル・ピースっちゅう仕様です)の音がはっきり違ってて、その個性の配分もなかなかいいですね。 しかしまあ、歌う前からすでに場内を沸かせるこのトーク! ここらがスゴいですよねー。 うう、わしら、ヘタすりゃ曲名さえアナウンスせずに始めちゃうもんなあ(ま、聴いてるがの「仲間うち」ばっか、ってえ日が多いから、どしてもそーなっちゃうんですけどね)。 ここまでウケるようになるのはまあムリとしても、もすこし M.C. を考えたほがいいよな気がするぞ。 そして、お次はいよいよ「我らが」高野'対戦車砲'ヒデキ氏の「女郎枡&オーティスブルー」でございますよ! アナザードリームでの 2003 年11月29日のライヴでの映像なのですが、フロントにブラス・セクションもいるために、我らが高野さんは時にチラっと見えるだけでございます! でも、垣間見える氏のドラミングは激しくアタマを振って、かなりパワフルなご様子。うひょ〜っ!カッコいい! フロントに隠れて「お姿」こそ見えないものの、重めのスネアがビシビシ決まって、迫力ありますねえ。 曲は Wilson Pickett の "In the Midnight Hour"と "Funky Broadway"! しかしまあ、どれを見ても、うちらのセッションとは違って、バンド単位の演奏ばかりのせいもありますが、ステージングというか、見せ方、聴かせ方、紹介の仕方、さらに楽しませ方、もっと言えば「さあ、ここは楽しむとこでっせ!みなさまご一緒に!」っちゅう、ご案内(?)がとっても判りやすいんですよ。 こりゃ、いかにセッションとはいえ、そのヘン、まるで考えてない今のスタイル、ちょっと手を加えてみてもいいかもしんないな。 とは言っても、その前に来てくださる方をいかに増やすか、ってのも重要ですね。 ま、そこらなんの M.C. も無し、ってのが多かったから、一度来た方でも、よほど「お好き」で、言われなくてもなんつー曲か判るよなマニア(あ、そゆ人は聴くだけじゃなく演奏する側になっちゃうから一緒か)でもない限り、なかなか二度三度とは来てくれないのかも。 な〜んてことグダグダ言ってますが、実は弘前と大阪の「みなさまの気質の違い」ちゅうものが「かな〜り」大きいのではないか?ちゅうのもヒシヒシと感じてはおるのでございますよ。 お盆だからってガンバるお店もあれば、さらっと休んじゃうお店もあって、そこら二通りに別れるようです。 担々つけ麺の三升屋は「お休み組」でした。そこら、家族単位でやってるお店と、「企業化」されたお店の違いが出るのかもしれませんね。 でも、中にゃあ普段パっとしないけど、お盆休みで閉まってる店が多いから、うちにも客が流れてくるかも、なんて手ぐすねひいてる店もあったりしますから、そゆとこに当たると悲惨です。 ま、観光地の「食堂」もそーですよね。二度と来ること無さそな客ばっか相手にしてるから、別に評判なんてコワくもなんともない。いかに安く、かつそれらしく見えるよに作るか?一見ウマそうに見えりゃいいんですから、そこで必要とされるのは料理とは別種の才能だよな。 むしろ料理のサンプルを作るのと同じよな才能かもしれません(?)。 さて、そろそろお盆からの Uターン・ラッシュが始まる頃合いでしょか? みなさま、お気をつけてどうぞ! |
permalink
No.845