これでいいのだっ!

2002-07-08
先日、学会で弘前に来たとめごろおさんからお土産でもらったベーコンを使ってカルボナーラを作ってみました。
かなりしっかりと味のついたベーコンで、むしろパンチェッタに近い味わいです。
他に使うのはマッシュルーム・スライスの缶詰とバター、玉子2個に白ワイン、塩&黒胡椒だけ。クリームもチーズも使いません。
これはたしか今は亡き伊丹十三氏の著書で読んだ(と記憶してますが、違ってるかも)作り方から来たもので、基本はアル・ブーロのバターが、ソテーしたベーコンとマッシュルームにバターを合わせたものになり、そこに茹で上がったパスタをドシャッと入れたら、玉子も割り入れて手早くかき混ぜて半熟状態でパスタにからませる。
ってのが完成したマイ・カルボナーラでございます。
仕上げに黒胡椒を振ってお皿へ(塩はベーコン&マッシュルームの段階で使います。あと食べてみて足りないようなら足してもいいかも。ついでに白ワインは最初ベーコンを加熱する時に振りこんでフタをして熱をまわすのに使ってます)。
見た目、グリーン系統が欲しいな、って時には刻んだクレソンをあしらうのが好きです。パスタは 1.6mm以下の細めがよろしいかと思いますが、太いのがお好きって方はクリームやチーズでバランスをおとりになったらよろしいのではないかと思います。
って、あり?いつの間にかお料理教室になってるざます。

さて、オレンジ・カウンティで練習をしてきました。20日にあるライヴに出るんで板どんの Vocal で、ワタクシがリード・ギター&バック・コーラス、しょーいちクンのベースにタクロンのドラムです。
Change the world とかのクラプトン・ナンバーですが、B & ds がマンザイの掛け合いみたいで出来はともかく、やってて楽しいメンツになってます。
だいたいこれまでのバンドって、必ずひとりふたり、自分をタナに上げてヒトのプレイにケチつけるヤツいたりして、不愉快なシーンを何回か目にしたりしてたんですが、このユニットでは、まず真っ先に自分が「ごめん!ミスっちゃった!」と謝るのがフツーで、とても気持ちがいいですね。
たしかにレヴェル的には進歩が遅いかもしんないけど、ヤな思いまでしてレヴェル・アップ急ぎたくないよね。やり続けてりゃジワジワ巧くなってくんだからさあ。
ベル・ボトム・ブルースってのやったんだけど、最初ズタボロだったのが、最後の頃にはモノになって来ちゃったもんね。
ダミだこりゃあ、って思ったけど、ま、なんとかなりゃなるもんじゃのう。まあ、まだ完成にゃあほど遠いけど、「光明」が(ずいぶん遠くにだけど)見えて来てるよ。
ピリピリしながら追い込んでやってくと一見、完成度は上がるかもしんないけど、本番のダイジなトコでトチったりすんだよね。で、反省会は罵り合い。
このユニットじゃ本番でミスっても、それを責めるヤツも居ないし、それで落ち込むヤツも居ないね、きっと。
こんな行き方をナマぬるい、ってケーベツするヒトもいるでしょーが、なあに、いくらガリガリやったって、世界を相手に勝負出来るほどのレヴェルに達する才能なんて持ち合わせてないんだから、だったら楽しくやってたほーがいいじゃん?
自分も含めレヴェルとしちゃあまだまだだけど、音を楽しむ、ってコトじゃいいセン行ってますよ。このメンバーでなら、別にライヴなんか出なくたって、毎回ゲラゲラ笑いながら練習してるだけで面白いですね。
もちろん、シビアなミュージックもそりゃそれで存在価値はあるんですが。
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