Play it soft, slowly, but... session 2004-09-26 SUN. | 間に Cavern Memorialをはさんだせいでドト〜の三週連続(あ、ワタシと松宮氏& Tetchiの場合ね)セッションですよ。 なんてえことはともかく、昨日はギターの佐々木クンやドラムの柴田クンが揃ってました。 ほどなく現れた松宮氏のベースとワタクシを加え、オープニングは佐々木クンのオリジナルの日本語でのブルースです。 彼は以前にも、セッションで同様にオリジナルのブルースを歌ってくれたことがあるのですが、あれってもしかすると、全部、その場でのアドリブなのかもしれませんね。 なかなかいい感じなんですが、一曲やったら、もういいんだって。 いえいえ、そのままギターで手伝ってもらいましょ。 彼のギターは独特のインテンシティがあって、味があります。ソロをまわすと、一瞬、困惑したような表情を見せますが、出て来る音はしっかり個性があって新鮮です。 そーしてる間に板どん到着!さっそくステージに上がってもらい(なんせワタクシ、ギター 3本ってセット・アップが好きなもんで)、Just A Little Bitや Messin' With the Kidなんてえチョーシいいとこを続け、間にスローもはさみつつファースト・セット終了です。 その間にメンバー(松っつん、タクロン&藤井クン)が揃った板どんバンドにまるごと次のセットをお任せいたしましょ。なんとタクロンはいつもの Jazzmasterじゃなく、2 トーン・サンバーストのボディにメイプル・ネックっちゅう Stratocasterを持ってきました。 フィンガー・ボードは 1970 年代の Buddy Guy みたいな塗装の痛みが再現されてて、ボディもあちこち擦れて塗装ハゲた風に仕上げたオールドっぷりですが、音は「今」っぽいもので、案外ディマジオの垂直スタッキング HB なんてのが合いそう。 板どんはいつもの Historyってセミアコースティックですが、なんだか、二人とも「音消え」の早いセッティングで、そのせいかやや「あっさり」したバンド・サウンドになってます。 それには松っつんの「軽め」のドラミングも影響してるのかもしれません。 続いては、ギターとドラムの二人で参加してくれた新顔を加えてまたワタクシのセットですが、サポートに板どん、っちゅう態勢です。 どうやら、まだブルース慣れ(?)してないようで、ギターの彼はコード進行に時折り迷いを見せていましたが、なに、そんなの、やってるうちに身について来ますからね。 ソロをまわすと、迷いつつも、チャレンジしてくれました。 もう少し余裕が出てくれば、周囲の「和音」にも意識が届き、選ぶ音も変わってくるのでしょうが、いまはまだ手さぐりかもしれません。 この後、タクロンもサポートに加えて板どんのセットとなり、そこでは Tetchi がドラムです。 両サイドが音消えが良いギターなんで、ワタクシはトーゼン、ねちっこく伸びるコンプレッサー系やら、角を落とした(?)ディストーション系にフェイザー、フランジャーなどのモデュレーションをブっかけて遊びましょ。 このセットで笑ったのは、板どんがタクロンにソロをまわすんですが、フツー、長くて 2コーラスのところ、タクロン手持ちのネタが切れるまで「 One more!」の連続で「絞り出させ」て鍛え(?)ておりました。 ま、手持ちのネタ使い尽くして、アタマが空っぽになったとこで出てくる思いがけないフレーズってのがブルースなんですねえ(ホントか?)。 変わってはタクロンの替わりにタチバナ君が入り、ドラムは藤井クンでまたワタクシのセットでございます。タチバナ君のギター・テク「てんこ盛り」のプレイを楽しんでいただくため(?)リズムの強いナンバーを基本に組んでまいります。 あ、そーいえばこのセットじゃ、板どん、タクロンのサンバーストのストラトを借りて弾いてました。ま、当たり前と言えば当たり前なんですが、同じギターでも、弾くひとが変わると、とたんに音も変わりますからねえ。 と、このセットが終ったところで松宮氏は帰って行きました。つーことは、ラスト・セットじゃベースが弾けるなっ、うひうひ。 とゆーワケでドラム松っつん、ギターにタクロンとタチバナ君を揃えた板どんのセットで最後を飾りましょ。 昨日は終った後もみんなイロイロなお話しで盛り上がったのでございました。 明けて本日はものスゴ~い「いい天気」で、なんだか街中あちこちでライヴがある街角音楽祭とかってのをやってたみたいです。 市役所そばの広場、百石町の旧青森銀行前、蓬莱橋広場、土手町 街中ふれあいステーション、紀伊国屋そばの上土手町角の広場、駅からのプロムナードの途中にあるステージ、同じ駅前ながらヨーカドーに近い角の広場でも、と計 7ヶ所で「いっせいに」ライヴが開かれてたみたいです。 HARO F-1で全会場を廻って、オモシロそな音に出逢ったらそこで腰を落ちつけよ、思ってましたが、全体を二周しても、ちょっと興味を惹く音は聞こえてきませんでした。 ただ、街中ふれあいステーションでサンバっぽい「ブラジル」を演奏してるブラスとパーカッションのサウンドがちょっと面白かったかな? でも、その前はそこで尺八となにやら電子楽器系(?)らしきコラボレーションみたいなワケ判んない「前衛音楽」みたいのやってたんだよな。 どーもなにがやりたいのか判らないよな音楽ですが、ま、やってるひとは楽しいんでしょね? ウチの板をマメにチェックしてた方ならあるいは「予想」しておられたんじゃないか?と思いますが(?) ひさお庵の生粉打ち(きこうち)蕎麦でございます。 蕎麦粉十割の蕎麦で、この画像では判り難いでしょが、この表面のやや太めの蕎麦の下にはとっても細く切られた蕎麦がひそんでおります。また実際にはもう少し暗い色調だったような・・・ やはり蕎麦の香りもいいですね。 そして、つゆは、芳醇なダシが実によく利いていて、とても「よろしい」! ふつうの「もり」より少しだけ高くなっておりまして、毎日、一定の量だけ用意しているようなので、ワタクシのよーに開店と同時に「なだれ込む」なら問題ないですが、ピーク時を過ぎてからだと、もう「売り切れ」になっているかも? |
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No.887