Typhoon Special

Session


2004-10-10 SUN.


今日のセッションは台風 22 号接近中!という緊迫した(?)状況の中で行われました!

なんて言うとスゴそうだけど、実際にゃ、雨も風もどうっつーことないままで、心配するほどのことはなかったのでございます。
最初に現れたのはタクロンと、その友人で、ギターを弾く、という新人(?)です。さらに松宮選手が、東映ホテルのひとらしいんですが、ドラムの方を連れて来てくれました。
その挨拶なんぞしてる間に板どんも到着し、その顔ぶれで最初のセットを組みます。
前半はワタクシのヴォーカルで、フツーのブルース進行の Stormy Monday や Just A Little Bit なんてとこをやりますが、タクロンにもソロをまわして鍛え(イジメ、っちゅう説もありますが)ましょ。今日の彼はまた例の Fender Jazzmaster で、板どんはこれまた例の History です。

松宮選手とドラムのひとは、明日、大館のライヴに出るんで、この後、その練習に行く、ってんで、それまではみっちりと休みも入れず、ってワケで今度は板どんのヴォーカルで行きます。
さて、ワタクシの昨日のギターは、ってえと、ここんとこちょっと冷遇されてたホット・レイルにウィルキンソンっちゅーブラックのストラト(もちろんボディ材は Fender MEXICO のポプラ!)でございます。
ま、後で書きますが、このチョイスが⋯まあ、なんというか、あたしゃあ別にいいんですがね。
それを PANDORA を通してヴォリューム・ペダル経由でテスコの球アンプ、っちゅうセットです。

松宮選手たちが練習のため帰ってったとこで、タクロンがドラムに、ワタクシがベースへ。そして最初のセットの間に到着してたタチバナ君とタクロンの友人のギターを入れて板どんのセットです。
彼はブルースに関しちゃあ、かなりのビギナーらしいのですが、それでも板どんからソロまわされて悲鳴を上げつつ(?)ガンバってました。

次のセットでは、店から紹介された初めてのベーシストが参加、ということで、ワタクシ、またギター&ヴォーカルでございます。
ドラムは、これも途中から来てくれてた藤井クンで、さすが、慣れているだけあって、Honey Hush でも Albert Collins スタイルのクセのあるブレイクをキッチリ決めてくれました。
ベースの彼は、カンがいいのか、最初にキーと進行(二つ目「上がる」とかね)、さらにこんなパターンで、と教えると、スグにモノにしていたようです。

ところで、そのセットが終わったところで休憩していたら、それまでセッションを聴いていてくださったお客さんのひとりが板どんに話かけてきて、その方も History のギターを持っているのだそうで、どうやらそのお話を聞いていますってえと、History ってのはシマムラのオリジナル・ブランドみたいですねえ。
ま、それはともかく、そっから、じゃあ、次のセットで弾いてみませんか、てなことになって、その方に板どんの History を、で、ベースを弾くんで空いているワタクシの黒ストラトを板どんが、っちゅうシフト態勢でステージにあがりましたが、やはり板どん、どえりゃ〜苦労しておりますねえ。
なんたってセレクターの結線が「尋常ではない」ワタクシのギターですから、どこをどーやりゃあどんな音になるのか、がまるっきりフツーのストラトとちゃうのよねん。
これがせめてサンバーストのほーだったら、も少し「マトモ」なんですが、なんの気なしに、こっち持って来ちゃったもんなあ。
それでもタクロンに言わせれば、やはり板どんの音になってるんだそうで、うん、確かにワタシの音とはちゃうねえ。

History を弾く彼は、最近はフュージョン系に行っていた、とのことですが、それでもベーシックなブルースのパターンを慎重に探るようにして弾いておられます。次回はゼヒご自身の History( 335 スタイルらしいですが)を持って参加していただきたいものです。
ついでながら、一緒に来た方は聴いているだけだったのですが、話しかけてみたら、元はベースをやっておられたそうで、家にまだベースはあるけれど、かなり弾いていないので、指先ももう柔らかくなってしまっている、なんてお話でした。いやいや、せっかくのベースがもったいない、っちゅーことでゼヒ、ベース弾きましょうよ、とおススメしておきました。

そんなワケで、初めての方が多い新鮮なセッションでしたね。
ラストのセットではもいちどタクロンの友人がギターで上がり、こんどはタクロンがつきっきりで教えるハズ⋯板どんがヴォーカルですが、その彼に鍛える(?)ために何度もソロまわして、おまけにアンプの音量もアップさせたりして「かわいがって」おられましたよ。ま、タクロンにも同じことやって、手持ちのフレーズを出し切らせよとしてたみたいですが。

確かにねえ、用意してきたフレーズや、どっかからパクってきたのじゃ、いざっちゅー時に役に立たないんだよ。そこで踏ん張るんだぁ!
てなワケで、なんだかとっても面白いセッションでございました。
で、帰って来てからなんかいつもと違って足がダルいなあ、と思いつつもフロ入っておとなしく寝たんですが、朝になったらミョーに両足がハってます。
「ん?」と思い当たったのが、ヴォリューム・ペダル!
背中に PANDORA を隠し、その POST Vol. をストラトのセンター Vol.でコントロール出来る Red Hot と違って、黒ストラトはペダルでコントロールすんですが、なんと、ペダルが「甘く」なってて、足を離すとフル・ヴォリュームになっちまうじゃあないの!
仕方なく、ず〜っと片足を乗せっぱなしで弾いてて、疲れると左右の足を交代させたりしてたんですが、やっぱ、いつもとちゃうことしたもんだから、ミョーな筋肉痛⋯まではいかないけど筋肉の疲れとして出てきたんでしょう。

あ、そうそう、ラストのステージじゃさっきの History の彼も上がって、ワタクシの黒ストラトを使ってたんですが、やはり「なんじゃこりゃあ?」ってな表情が窺えました。
ホント、うちのギターはみんなイカレてますからねえ。

permalink No.901

Search Form