Shake, shake, shake!!

session


2004-10-24 SUN.


昨晩の地震はやはり、大きな被害をもたらしたようですが、弘前ではニュースで知るまで地震があったことも知らなかった、なんてひともいたくらい、殆ど揺れなかったとこが、かっての「新潟地震」とはその発生メカニズムが相当「違う」ってことを物語っているのかもしれません。
あるいは、エネルギーを一回で放出せずに「小出し」にしたところが「違う」のかも?

と、そんな中でも、ブルース・セッションはスタートしております。
後から Tetchi や藤井クンに柴田クンというドラマーも現れるのですが、最初は他に板どんと松宮選手だけでしたから、こりゃワタシがドラムやるっきゃありませんねえ、と(内心ヨロコびつつも)トリオ編成でスタートです。

ここでタイヘンだったのは板どんでしょ。
さすがにトリオとなると手を抜けませんからねえ。
でも、それはそれで楽しめますから、ドラムとしちゃ、かえって面白かったなあ。
モチロン板どんも自分ひとりじゃ疲れちゃいますから、どんどんベース・ソロもまわして行きます。
案外、こゆのを経験してくと、スキルは確実にアップしそうですね。
あ、すくなくともドラムじゃ、よりパワー・コントロールをシビアにしてかないとトータルなクォリティが落ちちゃいます。
叩く「強さ」だけの問題じゃなく、手数(「てすう」ちゃうよ、「てかず」!)、という Quantity という面でも考えにゃあかんのですわ。・・・なんていっぱしのドラマーみたいなこと言ってるな。あはははは!

そしてるうちに、まず Tetchi 登場!
さっそくドラムのポジションを譲り、りっきーさんからのサンバーストのストラトをモデファイしちゃったヤツに、これはMACさんにいただいたチョコレート・ブラウンのレザー・ストラップで決めた「本日のギター」をとりあげ、フロントに復帰です。
アンプは VOX のチューブ・ハイブリッドにエフェクター・ボードというセットアップでスタート。

板どんの History ってセミアコと対比させるために音をやや硬く作り、リヴァーブをやや深めにしときましょ。
このサンバーストの場合はコンプレッサーはうんと浅くして、むしろ Eddie Taylor のサウンドみたいな Ringing 志向でね。

ところで、ネック・ジョイント部にシム噛ましてブリッジのサドル高をとれるようにして、トレモロ・ブロックがさらにチョーキングで揺れるようにしたハズが、やはり Red Hot に比べると固いんですよ。まるで .011 ゲージ張ってるみたいな反発があるじゃないの!
ヘンだなあ・・・ん?もしかすっと、とても .009 とは思えない Red Hot のほーがトクベツなのかもしんないぞ!

うっ、そー言えば、あの Red Hot だけはトレモロ・ユニットを引っ張ってるスプリングを Schector のに替えてあるんだった。
ひょっとして、それが「効いて」るんでしょか?ナゾだわん。

ナンバーは、最近よく採り上げる You Don't Love Me や Just A Little Bit なんてえリズムを前面に出した歯切れのいいとこを連続でトバしていきます。そして逆にう~んとゆったりと Night Life なんてとこもね。

そしてタチバナ君も登場し、次のセットでは彼も加えてギター三本となるし、彼がディストーション系の音作りをメインにしているので、こちらはオーヴァー・ドライヴ系がメインのエフェクター・ボードをヤメて、「揺れ」系(?)を内蔵してる PANDORA にシフトいたしましょ。

しかもいつもはあんまり使うことはないけど、オモシロそなんで作ってはおいてあるミョーなピチョピチョって水滴みたいな付加音が出て来ちゃうエフェクターを採用したプリセットなんぞも動員しましょ。

ところで、同じ .009 なのに弦のテンションが格段に高いせいなのか、右手の人差し指の爪が割れちゃってるじゃないの!
うへ~、仕方ない、久しぶりにピック使うとすっか、と持ってみましたが、やはり最初はスゴい違和感ありましたよ、そりゃあ。
でも慣れてくるとピックならではの、Dick Dale のミザル〜みたいな凶悪なグリッサンドなどが面白くなってきて、ちょっとハメを外しちゃったかもしんない・・・

そしてベースのゴローちゃんは、相変わらず(?)板どんからのソロまわしに遭っておりましたよ(ってワタシも一曲、ソロまわしましたけど)。

その板どんもワタクシとタチバナ君のふたりのストラトがガツンっと来るもんだから、途中からクルマに積んであった白ストラトをたまらず降ろしてきて、ついにストラト三本の共演、ということになりました。
それでも、それぞれヒトクセあって、三者三様のそのトーンは比べて聴くと面白いですね。
中でもいっちゃん「定見」が無いのがワタクシでございましょう。
さっきはハワイアン・ステールみたいな音出してたかと思うと、次の曲じゃあ凶悪な Dick Dale 系のゴリゴリ・サウンド、かと思うとファンクっぽいオート・ワウがらみのサイド切ってる。

この日のラスト・セットはゴローちゃんの Sweet Home Chicago でフィナーレです。

★さて、それとほぼ時を同じくして、はるか南西にキョリを隔てた名古屋の「スロー・ブルース」でもヒデキちゃんたちの出演した「四十路パラダイス」のライヴが行われておったのでございます。
ヒデキちゃんによれば、なかなか楽しいライヴだったようでございますよ。

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