If Trouble was Money

Albert Collins


2004-10-28 THU.


先日の Mr. Bo の If Trouble was Money の 1995 ver.に続けてスグ採り上げよ、と思っていたのですが、その10月20日ってのは、みなさまご存知のとおり Carlos Johnson の発売日でございます。

つまりココロはすっかり「そっち」に飛んでってたもんで、もひとつの If Trouble was Money を採り上げる、なんてえことはアタマからすっぽりと脱落しておりました。
ま、早い話が気もそぞろ、ってやつですね。

ところがっ!その20日には手に入らなかったのでございますよ。

え〜、そんなあ!と思ってもしかたおまへん。いっそ五所川原までブっとばせば HMV があるので買いに行っちゃおか?なんて一瞬思いましたが、そーまでして行ってみたとこで入荷してるとは限らんし、それにやはりここは地元の独立資本で健闘している CD 屋さんから「買いたい」つーことでおとなしく待つことにしたのですが、さて、そーなると、予定してた In And Out が書けないじゃないの!
なんてときに、この Albert Collins を思い出してたら良かったんですが、やはりあんなときにはチョーシがクルってたんでしょうねえ(「あんなとき」だけじゃねえだろ!と言う突っ込みが各方面から⋯)。

そんなワケで急遽 "Wild" Jimmy Spruill に登場していただいたのでございますが、あっ!Collins ちゃんの If Trouble was Money!と気付いた時はすでに後の祭りでした。
・・・てなことはどーでもいいことでしたね。

さて、Albert Collins の If Trouble was Money、肝腎の(?)Mr. Bo の If Trouble Was Money とはタイトルこそ酷似しておりますが、実はまったく別な曲なのよねん。

Collins の If Trouble was Money、始まるとスグに判る Collins 節!のスローでございます。おやあ?なんだかザワついてますねえ・・・ってそれもそのハズ、このアルバム自体は日本のユピテルから発売されていたもので、当然 1982年12月21日の日本ライブ( The Blues Show '82 at 九段会館)を収録したものなのでございます。
バックは A.C. Reed のテナー、Larry Burton のサイド・ギター、Johnny B. Gayden( Goode だったらギターになってた・・・か?)、Casey Jones のドラムとなってますが、ここでの A.C. Reed はちょっと光ってない気がします。
でもまあ、Albert Collins がメインだからいいんですが。

もっとも「ここだけのハナシ」Albert Collins でライブ盤っちゅうたらそりゃもう pointblanc 7243 8 40658 2 9、ALBERT COLLINS and the ICEBREAKERS LIVE '92 - '93 でしょ!
な〜んてよけ〜なことでしたね。ぎゃはははは〜

とゆうことで、この際だから「ぶっちゃけ」ちゃいますが、ホントのこと言うとワタクシ、ここでサックス吹いておる A. C. Reed のプレイがヒッジョ〜に「お好きじゃない」のでございます。

まあ、彼は参加した曲の主人公ってワケじゃないですから「ど〜だっていい」よなもんなんですが、いっつも「またコイツか!ダサい、思ったら!」の連続なのでございますよ。
てなこと言ってますが、別にワタクシ、サックスに詳しいワケでもなく、親のカタキでもないのですが、なんでか A. C. Reed のサックス「だけ」はやたら気に障るんですよ。

まあ、なにがいかんの?言われると説明に窮するのではございますが、ともかくもう「気に障る」のでございます。
しかもなまじブルース業界じゃビッグネーム化しかけているあたりも「気に入らない」ってワケ。
あ、そのサウンドやプレーはともかく、現場ではみんなに好かれるタイプだ、ってことなのかもしれないんですが、ワタシとしちゃ「出来上がった」音でしか好き・嫌いを判断できないんだからしかたないのでございます。

音はメチャメチャ好きだけど、実際に関わったら「どエラい」目に遭わされるブルースマンなんてのが南部方面じゃ有名なのがおるらしいですが、と〜ぜんそれと反対、音はショボいけど付き合っててキモチいい、てなタイプだっているんでしょう。

あ、A. C. Reed が「それ」だ!なんて言ってませんからね。
そ、スベテは順列組み合わせ。

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