Pebble Talk

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2004-12-02 THU.


いやはや、三週間ぶっとおしでやった後は虚脱感がありますねえ。

左には iBook G4、右には ex ぶうちゃんの 95 マシンを広げ、iBook G4 じゃネット検索しつつ、95 ではこの日のために(?)書き溜めていた Sly & the Family Stone に関するテキストを閲覧しつつ、実際に書くのは小さな Windows CE の H/PC で(だってスクリーンに爪先でタッチするだけでカーソルがスっとんで来るんですぜ!マウスなんてかったるくてやってられません)、という態勢でやっておりましたが、さすがに疲れました。
眼精疲労ってヤツでしょか?

やはり、三つのそれぞれ輝度・色調、さらにはフォントが微妙に異なるスクリーンを見続けてましたからヨケー疲れるんでしょうね。
てなワケで、今日あたり、スクリーンを見るのもイヤ、ってえ気分でございます。
タマにはリハビリ(?)もせんとねー。
今週いっぱいくらい、他のスクリーン見なくていいように、この H/PC だけでなんか気楽に「思いで話」でもして目を休ませましょ。

じゃ今日は気楽にギターの話でも。
よく、ブルースはセミアコ(うんにゃフル・アコじゃ!なんてのも中にゃいるみたいだけどね)、っちゅうひといますよね。
でもワタシの好きなブルースマンってたいてーソリッド・ボディなんだよなー。
まずワタクシにとってはブルースってスゲえ!と思い知らせてくれた初期の「恩人」 Albert King がまずマホガニーにしろコリーナ・ウッズにしろ完全なソリッド・ボディの Gibson Flying V ですからねえ。
続いて郵便貯金ホールで生まれて初めて見たナマのブルース、Buddy Guy も Fender Stratocaster で、彼もギターの「アイドル」でございました。イロイロと批判もされとりますが、いまでも好きですよ。
そして Albert Collins に Clarence Gatemouth Brown!さらに Earl Hooker に Hubert Sumlin も!
こーして見てみると Albert King 以外は、どっちかってえとヴォーカルよりギターが上、っちゅー(あ、叱られるか?)人たちじゃありませんか?

おっと〜!こうゆうこと言うと必ず「バディ・ガイよりその前に出てたジョニーシャインズが最初にナマで見たブルースマンだろ!」ゆうヤツ(あ、ヤツ呼ばわり!)いやがるんですけど、ホントこんなことぬかすとジョニーシャインズにも、それ指摘したヤツにもシツレ〜極まりないんでしょうけど、ワタシにとっちゃジョニーシャインズなんて「なに?このオッサン!いいから早く終われ!」って時間でしかなかったんだよ。
フォーク系からブルースに来たんなら「それなりに」楽しめたのかもしれんけど、こっちはギターちゅうたらソリッド・ボディのエレキに決まっとる!ちゅうイカレた価値観でございますからねえ。

ま、最初にいいなあ、と思ったのが Shadows だった、っちゅう少年時代にモンダイがあったのかもしれませんが、それ以降のバンド・サウンドに馴染んでたせいで、やはり昔っからソリッド・ボディばかり「欲しがって」ましたねえ。
そー言えば好きだったブライアン・ジョーンズも VOX のティアドロップっちゅうソリッドだったっけ。
他にステーヴ・クロッパーも ジミ・ヘンドリックスもソリッドですからねえ。

でも、一度だけ、セミアコで面白そ、と思ったことがあったぞう。
ぐへへ、それがまたトンデモなモデルでしたよ⋯全音モラレスの Mosrite パクリ・ギター知ってます?
そう!あのヴェンチャーズが使ってたのをコピーしたヤツ。
それのセミアコ版(中古)を三鷹の楽器屋さんで弾かしてもらったら、なんと、これがコツコツと硬質な響きで、フツーのセミアコより芯のある、なかなかいー音がしてたんですよ。
ただ、モラレスって、ネックがソリッド・メイプルに指板を貼ってるんじゃなく、一見メイプルのとこが、なんとタテに何層にも貼り合わせた「集成材」だったんですよねー。そんとき一緒に行った友人がそれ指摘して、ダメだこれ!と絶句しておりました。
うん、そんとき彼と一緒じゃなかったら買っちゃってたかもしんない・・・
したらイマのワタシはないな、きっと。

でなくても「変な」方向に行っちゃうワタクシですからねえ。

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