T-Bone Shuffle

砂川香織とそんなセッションな Blues Band


2004-12-18 SAT.


おそらく、先々週の土曜日( 12/4 )、塚本のハウリンバーで、Stumble と共演した日の演奏ではないかと思うのですが、かっての Bourbon Street Band の作曲を担当していたギターの砂川香織が The Bop'n Blues Band から砂川香織 BLUES BAND を経て(たぶんね)、彼自身のヴォーカルとギターをメインにして結成したバンドらしく、他にサックス、ハープ(この二つが併存してるっての、珍しいですよね。ウェット・ウィリーのジミー・ホールみたく、ひとりで持ち替えて両方やる、ってのはタマにいますが)、キーボード、ベース、ドラム(あ、このひと、オリジナル Bourbon Street Band の浅野 清さんちゃう?)、っちゅー構成でございます。
ま、もしかすると、そんな殺生な⋯じゃなかった、「そんなセッションな」って名前からすっと、このハープとサックスあたり、いたりいなかったりするんでしょか?ここら、関西にいて、しょっちゅう見てれば判るんでしょが、ちょっと「?」でございます。

付記:STUMBLE の杉様がそこらについて投稿してくださいました。『そんなセッションなブルースバンドのメンバーですが、私のわかる範囲でご報告申し上げます。
ベース 南角光児さん( ex 花伸) 、キーボード  渡辺悟さん( ex コールドラビッシュ)、サックス お名前は聞いていませんが矢沢エーちゃんのバックも務められたとか。そしてハープ たけのさん イラストレーターです。』とのことでした。ありがとうございます。

KORG X50 と読めるキーボードのピアノ・サウンドで始まるシャッフルですが、砂川香織の野太いギターの 1 コーラス後、サックスのソロと同時に、サウンドをハモンドにチェンジしております。
砂川香織のギターは杉様のにも似たレッドの Telecaster ですが、シンラインではなく、またフィンガーボードもローズでございます。
この音がボトム重視の底鳴りのするようなイントロのリフで始まりましたが、ソロではハイ・フレットも使ってインパクトのあるフレーズを響かせています。
ヴォーカルはナチュラルな中にも時折り「張る」部分をムリなく織り交ぜて、メリハリのある歌を聴かせてくれます。
さらにソロにしても、ギターにハープにサックスとそれぞれの味をウマく活かして、とてもカラフルなサウンドで楽しませてくれて、やはり、鍵盤&管が入ると、この手のシャッフル・ナンバーは輝きますねえ。
みなさまもこの映像、ゼヒ楽しんでくださいませ。

さて、知らない方のためにカンタンではございますが、砂川香織について。
1976 年の 8・8 Rock Day の決勝にまで進出したバンドの中に、東中国ブロックからの Bourbon Street Band というブルース・バンドがいました。
その時の演奏曲は T-Bone Blues、T-Bone Jump's Again 〜 Tell Me What's The Reason、Cold Cold Feeling、I Wish My Babyで、Grand-Prix は(あ、優秀バンド賞か。この出場者みんな、各地のグランプリのメンバーなんだもんね)とれませんでしたが(ちなみに優秀バンド賞はサザン・ブリード、コールド・ラビッシュ、そしてファッツ・ボトル・ブルースバンド)、1979 年の 8・8 Rock Day には、山岸潤史&ベーカーズショップ、憂歌団、花伸、永井隆とブルーヘブンなどとともに「出演者」となっており、その年のグランプリ(あ、この年は「グランプリ」でいーのね?)あの「誰がかばやねんロックンロール・ショー」とも共演しております。
で、ちょと本筋からは離れますが、この Stumble のサイトでも映像を見ることが出来る「女郎枡&オーティスブルー R&B.B」の女郎枡こと桝谷謙一が 8・8 Rock Day のトップ・ヴォーカリスト賞を受賞したのがその前年の1978 年のことでございます。
で、話は Bourbon Street Band に戻りますが、1978 年 5 月 7 日に嬬恋で行われたヤマハ主催の第15回ポピュラーソングコンテストでは Bourbon Street Band がふたたび、今度はオリジナル曲「三丁目の床屋は五分刈りしかでけへん」でエントリー。
残念ながら入賞は果たせませんでしたが、ここらの活動が翌 1979 年の 8・8 Rock Day のゲスト枠(?)参加につながったのかもしれません。

Bourbon Street Band は、ヴォーカルが 朴 原根、ギターに砂川香織と喜多一郎、ベース山本進也、ドラム浅野 清という構成で、アルバム( Blow Up LX-7071-A)もリリースしています。

いまごろは向島の一角が異様に盛り上がっていることでしょう⋯
そ、先日の i primi でのライヴの打ち上げ兼忘年会兼オフ会が開かれてまして、おそらくは「すんばらすぃ」騒ぎになっておるハズ。

悔しいので(?)今日のお昼は「ぷ」さんと「ひさお庵」へ(?)。
いま、生粉(きこ)打ち蕎麦、ってのをやってて、それ、毎日、一定の数だけ打つってゆう限定メニューなんですが、開店と同時になだれ込んで(って、そんなアセる必要はどこにも無いんですが)、それの「もり」二枚!なんてオーダーしちゃいました(ぷさんは鍋焼きうどんね)。蕎麦粉十割だけあって、多少ながら香りもたっているよな気がします。
で、食感は、すこしテクスチュアがあるかな?ってあたりでしょか。

外ヶ浜(青森県の陸奥湾に面した津軽半島側の沿岸部)の蓬田村産の蕎麦とのことでしたが、さほど甘みは感じませんでした。

香りでは「これ」ですが、ノド越しでは普通の蕎麦の勝ち?

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