Honey Hush, Hush!

sessions


2004-12-26 SUN.


今月は第二土曜日がライヴでツブれたもんで、11月以来、久しぶりのブルース・セッションとなりました。

さすがにこんだけ間が空くと皆さんちょっとアヤしくなってて大笑い!
つまり、月に二回あるセッションが「いい練習(練習?リハビリだろっ!っちゅー声あり)」になってるワケでして、どーも、それが一回抜けちゃうと、指先はヤワになってるし、歌詞は忘れてるし、ギターのトーンやヴォリュームまでスグには決まらない、っちゅーていたらくでございます。
ま、それでもそこが「ブルース」でございます(?)。
きっちり「決め」とかなくとも、なんとかなるってゆう「美点(か?)」を活かし、多少のゴタゴタはミゴトに吸収し(たことにしておこう・・・)一応カタチにはなった(と思う・・・)んじゃないでしょか。

Tetchi は少し遅れて到着しておりますので、最初のうち、ワタクシがドラムでございます。
いやあ、ドラムも久しぶりでございますよ。
最近、ドラムはいっぱい待機してることが多かったんで、なかなか叩けなかったんですが、おかげでたっぷりドラムを楽しむことが出来ました。
最初のセットでは板どんをフロントに、ってカタチでしたが、彼の採り上げる曲はドラムを叩きやすいのが多くて、いいウォームアップになります。
と、叩きながら入り口をみたら Gibson ES-135 TD を携えたナリちゃん登場。今日は G&L じゃないのね?
あ、板どんは History ですが、もひとつ、白い Fender Stratocaster も持ち込んでおりました。
松宮選手は意表を衝いて Gibson の Grabber ベース!
P.U. がエイ!っと「手で前後にスライドさせられる」っちゅートンデモなベースでございますが、音のほーは普通でございました(当たり前ですけど)。
どーも Gibson 系のベースっつーとあまり印象が無いのですが、訊いてみたら、意外と弾き易いそうです。さらに(今回は持って来てないけど家に帰れば) Gibson Thunderbird ベースも二本あるんだそうで!!
もう、ここんとこ、来るたびに違うベースで現れますから、次回が楽しみでございますよん。
こりゃワタクシも次回にはこれまで門外不出の(なんてゆーとスゲえ「おタカラ」?と思われそーですが、実はあまりに「ボロ」で殆ど使いものにならない、ってのが真相です)「なんちゃって 335 」を出品・・・じゃなかった、持参して、みなさまのヒンシュクでも買うといたしましょか?

第二セットに入ろうか、ってえとこで Tetchi が到着し、ドラムを(渋々?)明け渡して、フロントへ。
昨夜は、前回の赤坂 i primi に持参したそのままの Fender Stratocaster Sunburst Rickie SPL. でございますが、いつものチューブ・アンプ TEISCO C-1 のリヴァーブがいまいち不調で、ちょっとその良さを活かしきれてなかったのがザンネンざます。
Red Hot はコンプレッサーと組ませてトロっとしたトーンでスケベっぽく(?)攻めてくのに向いてて、一方この Ricky SPL. はさすが江戸っ子!歯切れ良く、爽快な「立ち上がり」もあって、Eddie Taylor みたいな「ドたっぷり」なロング・リヴァーブでカァ〜〜ンと突き抜けるサウンドが身上でございます。
そのリヴァーブがちょっとイマイチだったもんで、次回からこの Rickie SPL. 持ってく時は Guyatone のマイクロ・リヴァーブも用意してこ。そしたら案外 TEISCO より VOX のアンプのほーが合うかもしれませんね。
曲のほーは Just A Little Bit なぞもやったのですが、ドラムの Tetchi、彼も間が空いてカンが戻ってないのか、ときどき失速気味でございました。私自身の歌も明らかにヘタになってるし(え?元からだって?)、やはりみんな、「ひさしぶり」揃いでその「粗さ」もまたセッションならではでしょか?

ま、カネ出して聴きに来てる客がいるじゃなし(あ、でも、久しぶりに顔を揃えた、ってえ東北女子大でロック・バンドやってたコたちがお店に訪ねて来てて、奥のほーじゃ同窓会みたいにしてましたけど)、こんなのもタマにはいいでしょ。
これが、見たこともない客がいて、どうやら、こっちの演奏を聴いててくれてるみたいだ、となったら、もちっと破綻を来たさなそな曲を選ぶとこなんですけど。
サイドにはナリちゃんと板どんでした。

さて、ギターにはタチバナ君も来てますから、今度はワタクシ、キーボードに移ります。
これでこの日残すはベースのポジションだけとなりますが、ベーサーMも Sadowski をひっさげて現れましたので、今回ベースは無しよん。(いえ、別に「全種目制覇」なんて目指してるワケじゃないんですが⋯)
さて、ベーサーM登場となれば、彼のファンキーなベース・ソロが活きるナンバーを、っつーことで、次のワタクシのセットでは Messin' With the Kid ですね!
モチロン彼のベースは、4 ビートでも 8 ビートでも面白いんですが(松宮選手は Jazzy な 4 ビートなどの正統派系のソロがいいし、ベーサーMはやはりベキバキビッチ〜ンのスラップ系がスゴい!)、とりわけこの曲では活きるんですわ。

2004 年のブルース・セッションを締めるラスト・セットは別にこれという力みも無く気軽にエンディングを迎え、また次回を楽しみに解散!でございます。(と言っても、ワタクシは用事で早めに帰りましたが、なにやらベーサーMの持ち込んだ CD をかけてもらってましたから、そのヘンの話が弾んで何人かはそのまま居残ってたかもしれません)

ともかく、ブルースという共通言語の上で「楽しく」遊ぶためのこのセッション、それを貫くための努力をこれからも続けていきますので、どうか今後ともよろしくでございます。

スーパーの食品売場でワゴンにスポンジ・ケーキ・ベースが安売りされてました。うぷぷ、ツワモノどもが夢のあと、ってやつ(?)でございますね。

今日からはもう「年越し」商品(?)がメインですから一気にジャパネスク、ってなんのこっちゃ?
ところで、あの「おせち」予約受け付け中、「松:12,000円」なんての、売れてるんでしょか?
おせちにそんだけカネかけるほど重視してるひとが自分ちで作る文化を持ってない、ってのヘンだと思うんですがねえ。

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