Going Down Slow

St. Louis Jimmy


2005-01-14 FRI.


実に 2003 年の 7 月 4 日、Hard Work Boogie 以来ですから「ずいぶんと」お久しぶりの St. Louis Jimmy です。
その時にもちらっと代表作として挙げておいたナンバー、Going Down Slow で今回は登場だよ。
前回の Hard Work Boogie 同様、St. Louis Jimmy はヴォーカルだけで、バックのコロコロと華麗に転がる(?)ピアノは Roosevelt Sykes ね。そしてその背後で一見ウッド・ベースのよな(つーか、ワタシゃてっきりウッド・ベースだと思ったんですが)低音を置いてってるのは Alfred Elkins なんですが、その楽器のとこには Imitation string bass と書かれております!
ううう Imitation string bass ってなんじゃ?
よっく聴いてみても、ちゃんと音高もあるし、いかにもピチッカートで「弾いてる」感、充分なんですけど⋯

さて、Going Down⋯言いかけたら、あ!知ってる〜!あのズダダダ⋯ってパワフルな曲でしょ?なんて言われてズっこけたことがありましたが、それは Freddie King が Ann Arbor でやった Going Down ってヤツ!
そ、最後の Slow が無いのよん。
こちらはなかなかに落ち着いたミドル・テンポのナンバーで、あんなやかましいんとちゃいます!と、別にあっちをけなすことも無いんですがね。

同じよに自分じゃ楽器を弾かずに歌う専門であっても、やはり Texas Alexander とはだいぶ違って洗練された感じを受けますよね。ここら、さすが Bluebird サウンドってものでしょうか。

St. Louis Jimmy については前回の日記をご参照くださいませ。

たまにゃんさんおススメの(かつ、とめごろうさんも、なかなかイケる。と言ってた)茂森町の田澤食堂に「ぷ」さんと一緒に行ってみました。

やはりたまにゃんさんが言ってた「350円のラーメン」でしょ。伝統の(?)細ちぢれ麺と和風ダシを忍ばせたスープが、高い完成度を見せております。
最近、多い「どうだ~っ!まいったか~っ!」みたいなムダな力みもなく、さらりと出してくるあたり、ワタクシのラーメンにおけるベンチマークとなっておる森田一番食堂と相通ずるところがございますねえ。

まあ、だいたい能書きコイてるとこってのは、知識が先走ってて「独りよがり」な価値観の押しつけに陥りがちなんですが、ここはそんなシンパイは無さそうです。
森田一番食堂や、JACO のしーちゃんおススメ、黒石おだ食堂にも共通する、「カッコつけてるヒマなんか無いよ~!忙しいんだからねっ!」みたいなイキの良さ、そして 3 店に共通する種類も豊富なメニューは、どれ食べてもそこそこ美味しいんじゃないかな?って予感(?)がいたします。

森田一番食堂では、「ぷ」さんが色々なもんを試しましたが、どれも美味しかったし(いつも横からちょっと盗んで味見!)、おだ食堂もしーちゃんによると「どれも美味しい」そうなんで(事実、暑いさなかに頼んだ冷やし中華は、実にいい味でした)、その辺、この田沢食堂も同じような気がします。特にとめごろうさんは一時、お近くにお住まいだったので、色々なメニューを経験してるものと思われますが、その彼も、なかなかいい、と言っておりましたからねえ。

そう!とめごろおさんの味覚は信頼できますよ!

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