Bad Boy

Tail Dragger


2005-04-03 SUN


Bad Boyと来たら、そりゃもう泣く子も黙る(か?) Eddie Taylor センセの名曲中の名曲でございます。
それを採り上げましたのは、ちゃうイミで泣く子も黙る(?)、かの Tail Dragger でございます。

この Tail Dragger さんにつきましては、昨年の棚ぼた⋯うっぷす間違い、「七夕」の 7 月 7 日に採り上げました同じアルバム American People からの Bertha *以来でございますが、やはし Tail Dragger、ひとかたならぬプレゼンスに溢れてますよねえ。

アルバム American People は 1998 年の10月15日と11月 3 日に Chicago の Riverside Studio で録音されておりますが、彼の初アルバム録音はその二年前の Crawlin' Kingsnake* です。

* ー Crawlin' Kingsnake : St. George Records STG 7706
Don’t Trust No Woman
Country Boy
Be Prepared
I’m In The Mood
Do The Do
Cold Outdoors
Crawlin’ Kingsnake
Monkey Blues
Baby Please Don’t Go
Stop Lyin’
Prison Blues
Root Doctor

Vocal Tail Dragger / Lead Guitar Johnny Burgin / Side Guitar Rick Kreher / Harp Studebaker John / Bass ( electric ) Sho Komiya ( Acoustic ) Dan Simon / Drums Twist Turner

Recorded & mixed: Acme Studios, Chicago 1996. Produced by George Paulus.


その次のアルバム、ということになる American People からのこの Bad Boy ではウルフっぽいドスを利かせたヘヴィな唄い方、ってんじゃなく、案外ライト感覚でサラっと(?)こなしてるふうなんですが、なんでだか、それがよけーに「ただもんじゃない」感を煽るとこがさすがでございます。
バックは一丸となって古き佳き日々のシカゴ・フレーヴァー溢れるタイトかつステディなブーギを刻み、そのヒタヒタ感(なんじゃそら?)を軽くいなすかのように余裕もって唄ってるよな気がいたします。

ワタシ自身が Bad Boy を唄うときは、やはり Eddie Taylor のものがベースとなっておるのですが、この Tail Dragger のヴァージョンもなかなか魅力的ですよね。
そろそろあのスタイルから踏み出すのもいいかも?

昨日は「ぷ」さんと一緒に、前回青森に来たとき通りすがりに発見してた新しい蕎麦屋「かく田」ってとこに行きました。

青森のヨーカドーの横(裏手だと「しもばしら」ね)に出来たお店なんですが、外装で見る限り、あまり「凝った」感じじゃありません。
中に入ってもアッサリした内装のふつーの蕎麦屋ですね。
で、お店のおば⋯うっぷす「おねえさん」がやたら明るい張り切った声でテキパキと働いておられます。ちょとハイ・テンション過ぎるけど、「毎度」なんていう慣れ慣れしさじゃないのでいいとしましょ。
オーダーはもちろん「もり」でございます。


↑この画像で見ましても、やや蕎麦自体に暖色が見てとれるかもしれませんが、最近多い無彩色の灰色系とはちょっと違ってますね。こころもち太いかも?ってとこですが食べてみて違和感はございません。
この先を左に行ったとこの「大むら」はやや白っぽい蕎麦でしたが、ここのはかなり蕎麦が前面に出ております。

つゆには微妙にアルコール系の発酵味を感じますがマズくはございません。
わざわざ弘前から食べに行く、ってほどではないかもしれませんが、青森まで行く用事があって、しかもヨーカドー付近で昼になっちゃった、なんか喰うとすっか、てなときにはよろしいのではないでしょうか。

ただ、先にいてカレー南蛮をフーフー言いながら汗だくになって喰ってた隣の席のおじさんを見てたら、案外、ここのカレー南蛮ってウマいのかも?っちゅー気がしてきました。

もいちどくらい、こんどはカレー南蛮を食べに寄ってみるのもいいかもしれませんね。

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