Love Me Baby

Little Junior Parker


2005-12-11 SUN.




前回の Mystery Trainとは Sun 45-192 のカップリングだったナンバーで、そのためか「入り」こそシカゴっぽくもありますが、歌が始まっちゃうと、キョーレツに「聴いたことある」感に襲われます。
まるでこれじゃ Mystery Train の焼き直しじゃん!と言ってもいいくらいなんですが、逆に、当時のファンにしてみれば、まさにこの感じが気に入って買ってるワケですから、ウラもそんな感じだったらかえって喜んだりしてたのかも?

もちろん録音時期も 10 月としか書いてませんが、たぶん同じ日だったんじゃないでしょか?
Mystery Train では「入り」にややジャジィなウッド・ベースとサックスを配し、ちょっと「アダルト」なフィニッシュになっておりましたが、こちらでは「ろけんろー」、あるいは「ロカビリーのテイスト」が前面に出ておるような気がいたしますね。
より若向き?

でも、やはりこの Little Junior Parker、実にいい声をしています。
昔はあまりこうゆう声って好きじゃなかったのですが、なんでか、彼の声は好きなんですよねー。
前にもちゃうとこで書きましたが、その「ていねい」な、曲の持つ「正しい」メロディをしっかりと歌うヴォーカルが、「その曲が本来はどんな曲なのか」みたいなとこをきちんと伝えてくれるような気がして、実際自分でもある曲を採り上げるとき、彼が歌うのを聴いて理解した、という部分がとても大きいのですよ。

個性ってのも大事ですが、その前に「この曲はどうゆうことを歌っているのか?が判ること」ってのも重要だ、とゆう気もするんですよね。
カッコつけて歌う前に、その曲を正しく理解する⋯


本日も日中の気温がマイナスのままだったんじゃないでしょか?
「ないでしょか?」なんて断定してないのはなんでか、っちゅうと、日中、用事があって青森へ行ってたからでございます。
ま、青森は、あの寒さじゃマチガイなくマイナスだったでしょ。

ちょっと探してるものがあって、青森に確かそれ専門みたいなお店があったな、っちゅうワケで遠路はるばる訪ねてみたら、あ〜ら残念、似たのはあっても、お目当てのもんは無い!
う〜ん、しかたないっ!腹いせ(?)に油ソバ食べてこ!
あ、ホントに捜しものだったんだってば!油ソバ目当てじゃないぞう⋯と言っても説得力無いよね。

東北地方の中央を分水嶺を形成しながら北上して来た奥羽山脈も、青森市のすぐ南にまで迫る八甲田山群でその名を終えるんですが、首の皮一枚で津軽半島の津軽山脈に繋がっています。そして、その首となるのが、古くから津軽と外ヶ浜を隔ててる大釈迦(だいしゃか)峠で、現在は国道7号線で弘前から青森を結ぶ最後の区間となっており、そこを通って青森へ向かうと、峠の向こうだけ雨が降っていたり、吹雪いていたり、稀に逆のこともあり、天候が分かれることが多いのです。弘前から北東に、それこそ自転車で一時間ちょいって距離しか離れていない青森市が、なんであんなに雪が多いんでしょ?なんかこんだけ人口の多い町で、こんだけ積雪のあるとこは他に無い、とかってのを聞いたコトありますよ。


それにしても天気がこんなだから、初心者マークやら枯葉マーク⋯うっぷす、紅葉マーク?の方がひとり前にいると、クルマがその後に数珠つなぎでノロノロと大名行列です。
やはりところどころ氷結してる路面は、左右のタイヤが「磨いてった」とこだけひと目で判るツルツルのテカテカで、やはり初心者のみなさんはビビりますよね。
ただ、そんなとこでも急減速、急加速、急ハンドルさえ気をつければ案外へーきなんですけど、やはりそこらも経験があって初めて言えるこってすから、免許とって初めての冬、なんてドライヴァーにゃ「キョーフ」でしょ。

さて、油ソバも喰っちゃったし、さっさと帰ろ!とゆーワケで珍しく道草もせずに戻ります。
だって、ヘタに青森の市街地に紛れ込んだら、また渋滞にハマりそうですからね。
探してたもんは見つかりませんでしたが、明日、こんどは弘前市内で探してみよ。

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