If You Love Me Like You Say

Albert Collins


2005-12-17 SAT.




え?それってもう採り上げてるじゃん!という記憶のいい方もおられるやもしれませんねえ。
その通り!実は昨年の 7 月29日にやっております。

ただ、それは Alligator ALCD 4719 に収録されたスタジオ・レコーディング版、つまり 1980 年物(?)なのでございますが、本日のは、その 12 年後、1992 年 7 月10日にスイスの Montreux で行われた The Montreux Jazz Festival での演奏をライヴ・レコーディングした Live At Montreux 1992 からのテイクでございます。

Iceman
Honey Hush
Lights Are On (But Nobody's Home)
If You Love Me Like You Say
Too Many Dirty Dishes
Put The Shoe On The Other Foot
Frosty


このときのバックは⋯
ベースには当然このひと、っちゅう Johnny B. Gayden、ドラムが Marty Binder、オルガン Bobby Alexis、そしてサイド・ギターに Pete Thoennes。

そしてブラス・セクションにはなにやら The Legendary White Trash Horns つーカッコいい(んだかワルいんだか⋯)名前がついておりまして、テナーに Jon Smith(え? Jon?John じゃなくて?⋯と他のサイトでも確認しましたがやはり「 Jon 」でいいみたい)、トランペットには Steve Howard の名がクレジットされておりますが、どうも音を聴く限り、サックスが一本だけとはちょと信じられないよなアンサンブルなんで、もしかすると、これにもひとりサックスの Jeff Robbins も加わっておったんではないか?と疑っておったのでございますが、動画で見る限り二人しかいませんねえ。なははははは⋯

そして動画ですと、ステージ上で Albert Collins と Johnny B. Gayden 以外は全員「白人」なんですねえ。

さて If You Love Me Like You Say はモッチロン、いきなりブラスの炸裂(?)で幕を開けるファンキーなナンバーでございますが、まさに「ライヴ向き」なこの曲、いきおい、リキも入る、ってものでございましょ。
さらに「オルガン好き」な Albert Collins らしく、Bobby Alexis にも 2 コーラスたっぷりのソロを回しております。

ややオーヴァー・ヒート気味のご本人のギターからいきなりハモンドになると、これまた異世界が出現して、とっても効果的。
ただしそこんとこはバリバリのギター少年(および青年、はたまた中年&ちゃんじー)にはウケが悪いかも、ではございますが。なはははは

なおこのアルバムでは「あの」Put The Shoe On The Other Foot も演っておりまして、ワタクシみたいな Johnny B. Gayden マニアにはたまらんものがありますよ。

なんたって特に好きなナンバー Honey Hush、If You Love Me Like You Say、そして Put The Shoe On The Other Foot、っちゅう三曲が入ってるんですからねえ。
ただし、このライヴを収録したカメラ・スタッフ及び編纂したディレクターは本来のスターたる Albert Collins メインの撮影をしてますから、Johnny B. Gayden はカメラがなめてく途中で映り込むてな程度なのはしかたありませんね。
ただ、アルバムに収録されてるのとは違うテイクらしい映像では、途中なんでかコリンズちゃんのテレキャスターの音が出なくなってアタフタしちゃうシーンで「ほな」と Johnny B. Gayden が延々とベース・ソロかますって状況になってましたよ。
そこではさすがにカメラも Johnny B. Gayden に寄ってって(あるいはズーミングして)どタップリとベース・ソロを撮影しておりますね。

あ、YOUTUBE に上がってた当日の客が撮ったらしい映像も上がってまして、それではアルバムと同じ音に聴こえますので、上の映像は場所は同じでも別なテイクを撮ったもの、と思いますよ。ま、ゼッタイに!とまでは言わんけどさ。

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