You Can Make It If You Try

Buddy Guy ?


06-04-08 SAT.




前回( 2 月 22 日付)の I Put A Spell On You のなかで
『その Buddy Guy、こともあろうに(?)あの Sly and the Family Stone と一緒に You Can Make It If You Try を吹き込んだ、っつうんだから一体ナニを考えてんだか?
それが収録されたアルバムも、今月中には店頭にはお目見え(あ、もちろんアメリカでのハナシでしょけどねん)するそうでございます。
その Sly and the Family Stone ってのがどんな顔ぶれなのか、ちとキョーミはありますが、はたして「あれ」が吹き込まれた当時のプレゼンスに迫ることが出来るんでしょか?』

⋯なんて紹介だけはしておりましたが、それがこのトリビュート(っつうのか?)アルバム、Epic EK 94996、Different Strokes By Different Folks のことだったのねん。
ま、すでにみなさまもご存知の通り、オリジナルを「素材として」扱い、その上でいろんなアーティストが Sly への思いを込めて(?)遊ぶ、ってな成り立ちでしょか。
で、驚いたのが、このアルバム、予想どおり(?)なかなかヒョーバンがよろしいようでして、単に懐かしがってるだけじゃなく、初めて Sly を聴いた、なんてひとからも「オリジナルも聴いてみたくなりました」てなレビューがアップされてるんですねえ。
そうゆう、初めて Sly を聴きました、てなかたは別にいいんですが、まあ、ワタクシ個人としては隣町の花火大会みたいな(なんじゃそりゃ?)、遠くで上がってるのが見えてるけど、わざわざ行ってまで、っちゅう気にはなれん、てなとこでしょか。
やはりワタシの中での Sly and the Family Stone は、あの 1960 年代末をピークとする「ひとつの時代の中で」もっとも輝いていた存在であり、それを「あの時に」聴けたからこそ、という価値がありました。
それをコラージュして現代に甦らせることに「意味が無い」とは思いませんが、それはワタクシの「インタレスト」の外にあること。

グラミー賞で浮かれるのもケッコーだけど、Sly が提起した人種間の様々なテンションというものが、アメリカの「文化上に」どう着陸したのか、そこを見すえてほしいと思ってしまう、相変わらずヘソ曲がりなワタクシでございます。
ま、ただ一言、最後の Dance Nation で上塗りされちゃった Thank You には「あ〜あ⋯」

弘前城公園の様子を ROCK4400 で視察(?)に行ってきたんですが、ここんとこやや低温続きでしたからさほど変化はありませんねえ。
ひと廻りしたあと帰ってくる途中にある「マタニ(屋号でしょか?)」という昔っからのパン屋さんに、ほんと〜に久しぶりに入ってみました。

そこははるか昔、ちょっとした論争(?)イシタとマタニじゃどっちのパンが美味しいか!から始まって、じゃあ両方から同じパンを買って来て比べよう⋯となったことがあるんですよ。
確か何種類か買ってきたと思うんですが、そんな「雑記憶」がすべてフッ飛ぶくらいの大差でカンタンに決着がついちゃったんですわ。
まあ、いろいろなパンはそれぞれ個性の違いでしかないから「好き嫌い」で選んだらいいんじゃない?だったんですが⋯なんと!「あんパン」だけは全員一致でマタニ優勝っ!となった!ぜんぜん「ちゃうっ」。
もうね、なかの「あん」が濃密で、かつ豆感(?)も充分にキープしたまま、100m 走なら 18m くらいの大差をつけてゴ〜ル!てな完勝なのでございました。

ええ、それ以来、ワタクシはマタニ信者となったのでしたが、その割にはめったに買ってなかったんですよね。
ですが公園からの帰り道、選んだルートの突き当たりがマタニで、ほどほどにお客さんもいて活気がありましたよ。
それ見たら、昼はマタニのパン、ってのもいいな、と。

お店に入ったら、左側の棚に大量に「待機」してるのは⋯ハンバーグ・カツ・バーガーね。美味しそう!
あんパンのことケロ!っと忘れて「それ」を買ってまいりました。
いわば「メンチカツ」をレタスと一緒にパンに挟んでいるんですが、味付けもいいし、なかなかイケますねえ。

と、この日を境にマタニは「あんパンじゃなくハンバーグカツ」の店!になったのでございました⋯


後方にあるのは同じマタニのサラミ・サンドです。

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