I've Been Working Guitar Shorty 06-05-25 THU. | 昨日の Michael Burks の I Smell Smoke に続いて、1980 年代以降のパワフルなブルースをもうイッパツ(あ、これも「こんなのブルースじゃねえ!」っちゅう方も多いことでしょうけどね、がははははは)。 実に 2004 年の 7 月21日に採り上げた Old School 以来ですから、ほぼ 2 年ぶりの登場でございますが、その同じアルバム、Alligator ALCD-4895、Watch Your Back からのナンバーでございます。 前回の Old School よりも、こちらの方がリズム的にブルースっぽい(なんて言うと、まるでサザーン・ロックのバンドのナンバーについて語ってでもいるみたいでイイですねえ)テンポなせいか、むしろ、より「ブルース離れ(がははは!)」したフンイキを感じさせてくれます。 ま、どっちかってえと Thrill Is Gone 的なリズムの曲ではあるのですが、まずは彼のヴォーカルと、そしてなによりそのエグいギターが「まったくちゃう」世界に連れてってくれますねえ。 あのねえ、ワタクシが愚考いたしますに(え?それじゃ「馬から落馬した」と同じでダブってる、って?コラっ!どーゆうイミじゃっ!)、ここでの Guitar Shorty、どうも自分の義理の弟である Jimi Hendrix を意識し過ぎてるんじゃないのかなあ。 ワウの使いかた、カウンターの入れかた、フレーズの翻りかた、なんてのがそんな気がしてしょうがないんですけど。 ま、もちろん本人は「そんなもん、意識しとらんよ!」なんて反論するかもしれませんが、なんだか「そんな感じ」をうけてしまうワタクシが汚れ切ったココロの持ち主だからでしょか⋯ 本人はそ〜でも、プロデュース・サイドから、音造りの方向性てなあたりで「それなりの」プレッシャーがあるのではないか、と⋯事実はどうあれ、そんなこともあるかもしれん、てな邪念を抱かせるよな仕上がりにはなってると思うんですよ。 でもまあ Jimi Hendrix と Guitar Shorty は「違い」ますから、そこらでときどき「空回り」してるよに感じられちゃうんじゃないでしょか。 ただ、これはこれで、ひとつのアプローチとして「ブルース」にこんなクリシェを持ち込むのも「アリ」だとは思います。 このアルバム全体としては、そのことによって多少「遊離」してるとこや、かえって説得力を失っている部分も無いではないですが、それでも、百年一日の如く、1950 年代、1960 年代の「あの」サウンドだけが「ブルースだ!」なんて、お百度を踏んでいる劣化コピーしか出来ない「生ける化石」が多い東洋の島国では想像もつかないかもしれませんが、案外、本場 Chicago では「新しい」サウンドが擡頭して来ているのではないかしら。 それを「ブルースは死んだ」、あるいは「もうそこに本当のブルースは無い」なんてことを言ってるのは「もうすでにブルースとして死んでる曲に祟られてるゾンビどもだ」と思うけど。 サイド・ギターは Electric Vic Johnson、重量感はそこそこあるけど、Johnny B. Gayden あたりに比べちゃうと、ソリッド感、「煽り」感、がいまいちとはいえ、まあまあ健闘しているベースは Sweet William Bouchard。 これまた昨日の Steve Potts からすっと、やや「甘い」ドラムは Alvino Bennett となっています。 北へ_f0076742_2147347.jpg午後まで時間が空き、そして北寄りの風でしたから、またまた板柳まで ROCK 4400で走り、そこでお昼を、というプランを実行いたしました。 岩木川の右岸を北上する途中(↑)岩木山もキレイに見えているポイントで撮影します。(と言っても、実際にはその岩木川と合流する支流の平川の土手の上からの眺めなんですけどね) この画像では「そこそこ」キレイな風景、に見えますが、川に近づくと・・・ ん〜、どうしてなんでしょね? 米代川はこんな(↓)にキレイなのに・・・ 岩木川だと、こんなアングルで「美しい」と言える写真が撮影できるポイントっておそらく無いんじゃないかなあ。 水量とかの関係でしょか?あるいは流速?それとも流域住民の意識の差? 追い風となった復路は、やはりア!っちゅう間に終わり、いつも着いてから思うんですが、もっとゆっくり来ればよかった! ま、あんまりゆっくりじゃアポに間に合わなくなるんでそれも困るんですけど。 |
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No.1494