My Little Baby

Shy Guy Douglas


06-06-01 THU.




実に 2004 年 2 月17日の She's My Kinda Girl 以来ですから、ずいぶんと間が開いちゃいましたねえ。
久々の Shy Guy Douglas、そのハープもゲンキな My Little Baby でございます。
なんともプリミティヴなドラムに乗せてかなりチョーシいい、ま、いささか「パッパラパー系?」言えないコトも無いあっけらかんとしたナンバーが進行していきます。

元々この曲は 1956 年( alt. 1957 )にリリースされた 7 インチ EP( 45rpm )シングル、Calvert 107 の Let's Rock and Roll の B 面だった曲で Little Shy Guy Douglas and the Hot Rods の名義で(そのバックを務めた the Hot Rods というグループ名ですが、ここでの「 Hot Rod 」は後にサーフィンに次ぐ「流行」となった、あの「ホット・ロッド」—たとえば the Beach Boys の Little Deuce Coupe みたいな音楽ね。—とはまったくカンケーなさそうです。一説によればなにやらいかがわしい隠語である、とか⋯)リリースされたものでございます。
で、Discogs によればヴォーカルはモチロン Shy Guy Douglas ですがバック・ヴォーカルにプロデューサーでもあった Ted Jarrett が加わり(ちゅうかこの曲自体、Written by Douglas & Jarrett なんだよね)、ギターには Arthur Gunter(あるいは Al Gunter )ドラムに Earl Gaines、となっております。

2004年に Black Magic から出た Thomas "Shy Guy" Douglas 名義のアルバム Stone Doin' Alright BM-9205 にも収録されておりますが、他にはアナログ時代の EXCELLO DBL-8025、The Excello Story(二枚組 LP )には「前回の」 She's My Kinda Girl が収録されてます。

この BLUES 日記が一時期借りていたブログ・スペースは Exciteというところなんですが、管理画面からなにげなくエキサイトブログ向上委員会の「ブログ」ってのに入ってみたら、また新しいスキンを準備しました、なんてお知らせが載っているんですが、まあ、スゴいのはそこに寄せられたコメントです。
まず圧倒的に多いのが、
「いま、そんなことしてる場合じゃないだろっ!」
「その前にスパム・コメントとスパム TB(トラックバック)をなんとかしろ!」
「ここんとこ excite blogが重過ぎる!」

まあねえ、そりゃ日頃ワタクシも思っていたことでございますから、おおいに同感なのではございます。
なのではございますが、そのついでかなんか知らんけど、苛立ちまぎれに「スキンなんて自分でイジればいいんだから、たいして魅力的でもない新スキンなぞデザインしてるヒマがあったら、セキュリティを向上させろ!エキサイトのスキンのデザインがいまいち、なんて甘ったれたこと言ってるヤツなんかほっとけ(てな意味のこと、ね。言葉はこのままじゃないよ)」なんてキレてるひともいるもんだから、「スキンを自分でイジれないヤツはブログ開設すんな、ってのか!」みたいな、例によって「無用な」論争を起こしちゃったりしています。

まあねー、ハッキリ言って、スキンに手を入れるとしたら、この Excite くらい「やりやすい」とこはいまのとこ他に知りません。
あ、ただの日記と割り切れば bigcosmic こと、ワタクシが新しい bbs として採用した「大宇宙」もかなりデザインできるし、Java Script を「たっぷり」使える点では Excite 以上かもしれません。
ただ、それには最低でも HTML を駆使できるだけの知識があり、かつ、Excite が用意したスキンの CSS の「どこがナニを表してて、どこがイジれるか」程度は理解できないと歯が立ちませんよね。

それを、初心者にも「判りやすく」ステップ・バイ・ステップでスキンを作れる「実習教室」、しかも完成したスキンを「お持ち帰り」できるよなページにして「お待ち」申し上げる、てなことは「すべき」なのではないでしょか?
次々とたいしたことないデザインのスキンを乱発するよりも、そんな「真に」ユーザー・フレンドリィなツールをこそ開発するべきでしょう。

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