Walter's Boogie

Big Walter Horton


2004-03-10 WED.
彼のハープを主役に押し立てたインスト・ナンバーで、グズグズにならないエッジの立ったハープ(?)が、適度な粘りを保ちつつもクリーンな仕上がりを見せ、ま、ちょっと口当たりが良過ぎてエグさが足りないって感じも「やや」ありますが、なかなかワタシ好みの一曲でございます。

とは言っても、これが収録されておりますのは Johnny Young & Big Walter( 1967 Arhoolie )で、どっちかってえと Johnny Young がメインでございましょ。ついでながらこの Johnny Young、あの名盤 Barrel House bh-04 Chicago Boogie に収録されてて、ワタクシととめごろおさんのアコースティック・ブルース・デュオも採り上げた(え?そんなこたあどーでもいい?)Money Taking Woman でマンドリンをやってますが、その彼に関しては例によって江戸川スリムさんとこに素晴らしい解説が載っておりますので、是非ともご覧になっていただきたいものです↓
http://blueslim.m78.com/johnnyyoung.html

それにしてもこの Barrel House 04( P-Vine PCD-1888 )Chicago Boogie は名曲揃いで、ウチの初期の HP ( infoseek 時代!)の Favorite Songs にも登場してた Little Walter(がメイン) & Othum Brown のI Just Keep Loving Her をはじめ、Othum Brown(がメイン) & Little Walter のOra Nelle Blues などなど、バンド・ブルース直前(?)のアンサンブルがタップリ聴けるんのございますよ。

あ、そうそう、主役は Big Walter Horton でございましたねえ。
彼についてのモロモロは昨年 9月22日付の BLUES日記で「そこそこ」述べてあるんですが、でもこれまた江戸川スリムさんとこに、もっと詳しくかつ精緻な Bio & Discography がございます。出来たらそちらもご覧になってくださいませ↓
http://blueslim.m78.com/horton.html
と、ひと様のページにご案内ばっかしで手ェ抜いてないかい?というツッコミはごもっともでございます。
されど、ご覧になっていただければ判りますとおり、えどすりちゃまページがあまりにもスゴいレヴェルなもので、ワタクシめが昨日・今日、ちょちょっと調べた程度の「付け焼き刃」でとても太刀打ちできるよなものではございません。
とゆーワケで、どうせなら「詳しく・正しい」知識のほーに誘導するのは、これホーム・ページを管理するものの「良心」というものではございませんでしょーか?なんちてご常連のみなさまはゲラゲラ笑ってるなきっと。

ま、ジョーダンはさておき、すかさんがいみじくも言っておられましたが、雑誌類などの記事では、発行後に誤りに気付いても、もはやそれを訂正するすべは無いワケで、その点 HP では「常時」誤りを正すことが出来るってのが実にスバラシいことでございます。であるからしてワタクシごとき浅慮の者でも、こんな「畏れ多い」内容に果敢にチャレンジ出来るのですねえ。
実はワザワザ公表してはおりませんが、過去の日記でも、その後、別件(?)で調査中に遭遇した事実認識の誤り、あるいは異説の発見などあった場合、機会あるごとに遡って訂正したり加筆したりしてフィード・バックさせておるのですじゃ。
たかが「日記」、そこまでせんでも、っちゅう考えかたもあるでしょうが、やはり、いつ誰が読んでくださるかも判りません、「これはちょっと違うのでは?」っちゅう「考え方」程度ならともかく、「おいおい、それホント?」なんて歴史的事実(ただし、それは資料によってかなり違ってたりすんでタイヘンなんすけど)についての疑問なんぞについちゃあ、なるべく併記したり、また安易な断定を避けるよにしてるつもりですが、なんせ疑い出すとどの資料もアヤしく見えてきてラチがあきません。

てなワケで、ネットの恩恵をフルに受けて今日もまた「気楽に」 BLUES日記の更新でございます。



スーパーで買い物をしてレジに並びますよね。その時、前もって財布から小銭を出してキレイに並べ、清算に備えたりするのはヤメましょう。
チェッカーが「1,738円になります」なんて言ってから、おもむろに財布を開け、まず千円札を一枚出して、次に別な小さいガマ口から小銭を一枚っつ出して行きましょ。はい、五百円硬貨でしょ、で、ここで一度、手をとめて、いくらでしたっけ?とディスプレーを覗き、「あ、738円ね」などと呟きつつ百円硬貨を二枚出し、次に十円硬貨を三枚、ここでよーやく一円硬貨を数え出し、「あら、七円しか無いわ」と言ってせっかく出してた硬貨を全部ガマ口に戻し、札の入った財布にチェンジして、「五千円札しかないわ」なんて言いながら最初の千円札もしまいこんでから五千円札を出します。
とうぜんポイント・カードはお持ちですか?なんて訊かれますが、それを見込んで前もって出しておいたりしちゃあいけません。スナオに「あ、あります、え〜とカードと」と答えて、またお札のほーの財布のカードのとっから必死に探しましょう。出来れば他店のカードを出しかけて「あら、これじゃなかったわ」なんて一発カマしてから、そろそろカードを出してやりましょう。
お釣りをもらったらとりあえず札はそっちの財布へ、小銭はガマ口へ、と几帳面に分けて入れ、他のお客さんたちに、「まあ、なんてちゃんとしたヒトでしょう!」と感銘を与えねばなりません。そしてよーやくレジを離れるのですが、ここでもいちど「あ、ごめんなさい、ちいさい袋も一枚くださる?」なんてレジのお姉さんのとこに行ったりするのも気が利いてますね。
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