Rattlesnake Blues Charley Patton 2004-05-10 MON. | これまた、この声ときたら、いわゆる「シブい」なんて言われるタイプなんざましょか。 ま、どっちかってえとドスが利いてる、と言えないこともないんですが、でも、この程度ならワタクシのディストーション・ヴォイス嫌いに抵触しないぎりぎりボーダーって感じ。 なんてエラそうに言える立場じゃあないんですが、どーもツブレ声、シャガレ声、痰カラミ声が生理的にダメなもんで(語尾を伸ばす震え声もダメだっちゅうし、まあイロイロとウルチャいこと⋯)、世間的にはきわめて評価が高いボビー・ブルー・ブランドなどがこの日記で(つーか HP 自体でも)採り上げられることはおそらく永久に(?)ないことでございましょう。 なんてえことはともかく、この録音を聴いてまず気がつくのは、彼のヴォーカルとギターの背後に、なにやらミョーな音が入っておりますよねえ。 なんじゃこりゃあ?てな感じですが、およっ!これってフィドルじゃん! 耳馴れてくると、案外いいですねえ。さほど違和感ありません。 Charley Patton は Mississippi 州の Hinds County、おそらく Edwards か、あるいは Bolton 付近で 1891 年 5 月 1 日に生まれたのではないか、とされていますが、もちろん(?)異説もあって、同年 4 月とするもの、1889 年とするもの、出生地も Gonzales County の Rev. P. Herron の綿花プランテーションで、とするものがあります。 また彼は白人とインディアンの血も混じっている、とも言われてますが、それについても、カリビアン、またチカーノの混血を主張する説まであり、「なにがなにやら」という状態なのですよ。 そして 20 世紀に入ったあたりに、彼は両親 Bill と Annie ともども「伝説の」 Dockery 農場に移ったもののようです。そこで触れた音楽が彼の生き方を決定したのではないでしょうか。 そして、ここで後に録音することになる数々の楽曲を身につけた、とされています。 そして Willie Brown(昨年 8 月 5 日付の Make Me A Pallet On The Floor )と出会ったのが 1911 年のことでした。 やがて Charley Patton は農場を離れ、ミシシッピー河に沿った各地を演奏して歩いたようです。1926 年からは Willie Brown を相棒として演奏するようになりました。 するうち Paramount のタレント・スカウト(つい先日の Mississippi Jook Band でも出て来ましたし、いや、それよりは ARC に Robert Johnson を紹介したことでその名を残した、とも言えますが) H. C. Speir の目にとまり、1929 年 6 月14日、Indiana 州の Richmond で初録音。 この時にはサイドに別なギターが入っていますが、そのギタリストの特定は出来ておりません。(参考までに、当日、別な録音も行われており、それは Walter Buddy Hawkins の 4 曲です) この録音に続き 10 月には Wisconsin 州 Grafton で Henry Sims のヴァイオリンとともに録音を行い、この時の 24 曲の中に今日の Rattlesnake Blues も含まれています。 ケッキョク 1929 年から 1934 年にかけて 68 曲(ただし、うち 17 曲は Vocalion の壊滅によって「失われて」しまっているそうですが・・・最後は New York で 1934 年 1 月30日から 2 月 1 日にかけて 26 曲が American Record Company に録音されています)を吹き込みました。 やがて 1932 年には結婚しているようですが、1933 年には女性をめぐるトラブルに巻き込まれ、喉を切られる事件に遭遇しています。 かねてから心臓に疾患を抱えていたらしい彼が心不全で倒れたのは Mississippi 州 Indianola の近くにあった Heathman-Dedham 農場で、1934 年 4 月28日のことでした。 昼前に入る地方局のグルメ(?)番組で、出来たのは知ってたけど、まだ入ったことがない弘前市内のラーメン屋さんを採り上げる、っつーんで、チェックしてみました。 にんにくタップリ(!)のとんこつラーメンらしく、たぶんクドい系(?)かな。麺はやや太めのストレートで、そこらもちとワタクシの理想とはちゃいまんねん。 ただ、さほどマズそうには見えませんでしたが。 にんにくタップリが好きな方にはいーかも、でございます。 ただねえ、番組のロケ中に店員さんが別なメニューも運んでくるシーンがあったんですが、その時のタイドがもう「絵に描いたよな」マニュアル人間。 ココロをカンゼンに閉ざしたロボットみたいな応対しかしないんですねえ。 なんだか、ココロ冷える光景でしたね。 ところで「ぷ」さんの知人がその店に行ったとき、食べたのは味噌ラーメンかなんかだったらしいんですが、後から来る客がみんな「焼きラーメン」とかってのを頼むんだって。 もしかして、それ紹介するかな?って思ってたんだけど、ザンネンでした。 ま、そのうち気が向いたら、その「焼きラーメン」とかっての、どんなんだか行ってみようかな? |
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No.746