Ego Trip

Albert Collins

2004-06-24 THU.



ホントなら旅支度に忙しい今日あたり、文字どおり Traveling South ってえ気分なんですが、そっちは昨年の9月25日 にとっくに採り上げちゃってるんですねえ。ザンネン！
こゆときのためにとっとけばよかったなあ、なんて言ってもせんないこと、後悔先に立たずってヤツでございます。

てなワケで、ここは同じコリンズちゃんで、Ego Trip をむりやり Trip でこじつけて採用！
これは、バリバリ弾くってタイプの曲じゃなく、一風変わったコンストラクションながらも、彼の持ち味が良く出てるオモシロいナンバーですよね。
みんなで声を揃えて、って言っても他のヴォーカルはドラムの Casey Jones（この曲のアレンジも担当してるんだって。あ、ついでに他のメンバーはってえと、ベースはいつもの Johnny B. Gayden、サイド・ギターは Larry Burton、ハモンドが Chris Foreman。この上に Collins のギターと渡りあう Abb Locke & Dino Spells っちゅうブラスが乗る、と）だけでしょうが、Ego Trip！というとこ、なんとなく「お間抜け」でよろしい。
ところで、このアルバムのライナーではやはり、このバック・バンドにも the Icebreakers の名が与えられておるのですよ。
ま、そこら、あの Elmore James と Broom Dusters みたいなもんなんでしょね。聴衆にとっちゃ、フロントのメインさえ一緒だったら、そのバックなんてどーだっていい（⋯はあんまりだけど）ワケで。
ただ、ワタクシとしましては、これまでの A.C. Reed に加え、その後、もっといい（なんて言うと語弊があるか？）バッキングをしてくれる Abb Locke のサックスが加わっているとこに注目なんですけど。
このアルバムでは（ Percy Mayfield の）My Mind Is Trying To Leave Me、Melt Down、そして Ego Trip の三曲でソロを取っていますが、なんたっておヘソが曲がったとこについてそうなワタクシですから、A.C. Reed よりも「遥かにイイ！」なんて言ってしまうんですねえ。
ま、結局は「好み」の問題なんですけど。
ワタシにゃあ A.C. Reed が合わないってだけでしょ、きっと。
ええ、なんでか知らんけどホントに嫌い！邪魔！ハナツマミ！ロクでなし！　なんて「そこまで言わんでも⋯」てなヤツだな。

録音は Illinois 州 Winnetka で、Alligator ALCD 4730 Don't Lose Your Cool（ 1983 ）としてリリースされております（あ、コンピレーションにも収録されてたよな気がします。それもこの同じ録音の流用だと、思う。たぶん･･･）。


さて！なんだって落ち着きなくソソクサと短いゲンコ〜でゴマカシ（？）てっか⋯ちゅうと、明日からはちとト〜キョ〜に行くからなのでございますよ。

ブルースマニアの巣、でおなじみ MAC さんやらコトブキヤのリッキー、そしてそまっちなども顔を揃えるネット仲間の顔合わせ大会、てなもんですからねえ。
そ！大久保の「水族館」ちゅう名前のライヴハウスで行われる The Blues Night Vol.2 ってのに参加、っちゅうか潜り込むっちゅうか、そうゆう予定がございますものでギター（ RED HOT ）やらその他モロモロを準備せななりませんねん。

しかもついた翌日は「これまで行ったことない」麻布十番の蕎麦屋、永坂更科か更科堀井で蕎麦も食べなきゃなりません（なんでや？）。
まあ、麻布十番ちゅうたら「まるっと」土地勘のない、いまだ一度も足を踏み入れたことない未踏の地でございますから、遭難した場合にそなえ非常用食料や飲料水、寝袋なども用意しなきゃね⋯なんてのはジョ〜ダンですが、やはり初めてのとこ、ってのはワクワクしますねえ。
前もって地図で予習はしておりますが、じっさいには現地で迷いまくる可能性もありますから、よっくアタマにたたっこんどかないと！

なんてお〜げさなこと言ってますが、別にねえ、ただ蕎麦喰って帰ってくりゃいいだけのハナシですから、生命の危険はないし、辿り着けなくてもなんかしらのお店はあるでしょうから餓死するシンパイもございません。

え？ライヴのほうですか？
そっちはまあ、なんとかなりまっしゃろ。
ワタクシすべて現場合わせのアドリブで生きておりますから、不確定要素っての大好きなんですよ。　準備万端整えて、なんてのがいっちゃんニガテだし、そうやって臨んじゃうと決まってイマイチな出来になっちゃうんだよね。
その場でなんとかする、ってヤツが「性に合ってる」のでしょう。

それにねえ、こっちはまあ遠来の「珍客」てなもんですから多少グズグズでも「賑やかし」にさえなればまあいいんじゃないの？がははははは！

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