Roll Your Money Maker Hound Dog Taylor 2004-10-03 SUN. | つい先日 Elmore James の Shake Your Moneymaker を採り上げましたが、これまた Hound Dog Taylor のエグ〜い(?)ヴァージョンでございます。 案外、一連の Money Maker シリーズの中じゃ、一番よく聴いてるのが、この Hound Dog Taylor のだ、ってのはマチガイないな。 なんたって Ted Harvey のすっとこドラムがメチャメチャ快調にトバしてて、おかげで曲調がパッパラパーっぽく「明るい」! Brewer Phillips らしきベース・パート(って、いつ聴いても不思議なんですが、ギターでベース・ランみたいのやること自体は「判る」んですが、でもヘッド・フォンで聴くと、そのやたらドライヴするランニング・ベースと同時に右チャンネルにケチャ・ケチャっちゅうサイドらしき音も聞こえるんですねえ。これどーなってるんでしょ?ま、自分でやる時はちゃんとベースもいるセットアップでやってるもんで、あまし深くツイキューっちゅーか、ケンキューしたことが無いんですが⋯)が「楽しそ」に走りまわり、それがそのドラムと一緒になると、そりゃもう底抜けなお祭り騒ぎ状態でございます。 あ、そこら、「深刻な」ブルースがお好きな方からしたら、なんじゃこりゃあ!ってなるのかもしれませんが。 ま、いいじゃないの。聴いて「楽しくなる」のもブルース、でございます。 この曲の直接的(?)な原曲ってのは Shakey Jake が歌い、Magic Sam がバッキングしたテイクでは?ちゅうハナシがありますが、その曲想のベースはもっと古く、1929 年の Charlie Patton "Shake It And Break It" や 1937 年の Bukka White "Shake Em On Down" を指摘するブルース研究者( Gerald Herzhaft )も存在しますが、その両方とも「どこが?」てな曲なんですよね。 そうゆうゴタク(なんて言っちゃいけないよね、がははは)はともかく、Shakey Jake のとっから出てきたこの曲のスタイルを「完成」させたのはやはり Elmore でしょね。 ところで、このブルース日記では、ひところエラそに「説教してやる」てなスカタンがコメント機能をいいことに侵入してきたものでございました。 ワタクシは「異論があるなら自分のブログで主張してたらいいこと」で、わざわざ殴り込みに行く、なんてのはカン違いも甚だしい!ちゅうスタンスでございますから、ブログの設定でもって「一切コメントを受け付けない」という基本姿勢でやっておるのでございますが、エキサイト・ブログではなにかしら設定をいじった直後など、コメントを「受け付けない」に設定するのを忘れて、コメント欄が「ある」てな状態になっていたりしておりました。 こちらは、コメント禁止は一度そう設定すれば「継続するもの」と思っておりましたから、コメントされるハズがない、というアタマでおりますから、そんなときにされててもまったく気づかず「放置」ということになってしまう⋯ 実はこの Roll Your Money Maker / Hound Dog Taylor の記事に二ヶ月後にコメントをいただいてたらしいのですが、当然(?)それに気づくハズもなく、したがってカンゼンに無視したような状態になっておったのでございました。 そしてワタクシがコメント禁止設定が外れていて、ここにコメントが来ている!に気づいたのはなんと、すでに書き込みから一年半が経過したころでございました。 うわあ、すみませんねえ!も〜しわけない! ですが⋯冷静になってそのコメントを読み返すと⋯ その文面は「明らかに」じぶんとこに勧誘するための「自動投稿」だな、こりゃ。 どうもはじめまして。 BLUESを演奏しながら、ブツブツと「独り言」を書いています。 っちゅう、ただそれだけ。 Hound Dog Taylor についてのヒトコトもありませんねえ。あるいはその前日までの投稿についての反応もゼロ。 つまり blues や BLUES、ついでにブルースやBLUESっちゅう検索ワードで出てきた他人のブログのコメント欄に自己紹介文でしかないヤツを自動的に投下させる、いわゆる「プログラム投稿」ってヤツなんですわ。 ある意味懐かしい(?)な! そ、ラクテン時代、その機能を使ってコメントと訪問足跡をバラ撒き、自分とこに来てもらおう、っちゅうアクセス数稼ぎ⋯ それがラクテンじゃないとこでも「まだ、そんなことやってるのがいる」ってこと自体ビックリでございますよ。 いまここで読んでいただいているのは、そのエキサイトを離れ、wox に移転したブログですからその元々のブログとは URL からして違いますので、そうゆう裏側をバラしちゃいました。 その 2004 年当時はまだまだそうゆう手を使ってアクセス数を稼ごう、とゆう手合いがタクサンいたんですねえ。 特に一部のサービスではアフィリエイト制度を導入し、そこへのアクセス数だけで支払われるポイントのベースが変わるシステムもありましたから「どんな手を使ってでも」来てもらいたいって時代だったんですよ。 もっとも、コメント欄が本当に「交流」のためのばとなっているブログもありました。 人気のあるブログなどでは「ひとつの投稿に対し」百単位のコメントが寄せられる、なんてのもザラで、それこそブログのコメント交流文化というような「場」が成立していたものです。 でもワタクシのブログではそうゆう反応よりも、そのかたが自分では何をしてるか、の方が重要だと思っておりましたから、あえてコメント欄を設けずにいたのでございます。 まあ、見ていただけば判るように、いま現在のこのブログでも「それ」は継承されております。 異見・異論などは「ご自分のブログ」でご披露くださいませ。 |
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