Baby, What Do You Want Me To Do

Jimmy Reed


2004-10-12 TUE.


これまたブルース界はモチロンですが、ロックのほーでも Greatful Dead や Van Morrison(未聴)、他にはプレスリーやニール・ヤング、バーズあたりもやっとる、っちゅーウワサの(?)、実にあまたのミュージシャンによって採り上げられている、まさに「名曲」と言ってよろしいのではないでしょうか?

などと聞いたふうなことをヌカしておりますが、ショージキ申しまして、ワタクシ、この曲を「意識した」のは(初めて聴いたのは、ってえイミではございません)、なんと、普段はけっこーアコースティカルなブルースをやることが多いホット・ツナの『イエロー・フィーヴァー』に収録された、ギンギンの「フル・エレクトリック・ヴァージョン(?)」で、だったのでございますよ。
そのムゴタラシく(?)もディストーションと空間系モデュレーションであるフランジャー(たぶん)をかけられた Baby, What Do You Want Me To Do にショックを受け、それ以来、この曲をやる時にゃディストーション+フランジャーあるいはフェイザーはたまたオート・ワウを踏まないではいられないカラダになってしまった⋯
あ、実際には Red Hot の背面に仕込んだ PANDORA ですから「踏む」ってのはコトバの綾なんですけどねん(実際 PANDORA のプリセット Ch.のひとつに Hot Tuna ってのを作ってあります。アホでしょ?ぎゃははははは)。

でも、やはり、温故知新(むか~し、「ふるさとの温かさをあらたに知ること」と答えた同級生の K クン、あとで「ネタだ!」と必死に主張してましたが、クラスの七割は信じてなかったよね。いまごろどーしてるかなあ⋯ 高校から別になってそれっきりですが、リッパなおっさんになってるでしょか?って、そんなこたぁどーでもいいですよね)じゃないけど、ルーツにタマには立ち帰ってみることもまた意義がある、と Jimmy Reed に戻ってくると、うぷぷぷ、いいなあ、このレイジーなユルユル(過ぎる?)テンション。

まさにホット・ツナとは逆方向のベクトルで、いっこもキンパクカンが無いよーに思われるかもしれませんが、いえいえ、Jimmy Reed ばっかり聴き続けてると、そのスタンダード(?)の中では、この曲、リッパに「張ってる」部分があるのを識別できるのでございますよ。

まあ、ウソだと思うんなら、彼の When Girls Do It を聴いてみなはれ。
ヘタすっと「テメエやる気あんのか?おっらあ~!」なんてどやされそな「超」レイド・バックぶりで(しかもそれ、彼じゃそう珍しくもない、ってとこがさらにスゴいんですが)、それからすると、昨年10月23日の日記で採り上げた Going To New York なんて「張りきり過ぎ(?)」と言ってもいいくらいかも。

ところで、この Jimmy Reed のオリジナルもキーが「 E 」だったんですね。
いえね、ワタクシもこれ、E でやってるもんで。って、ただそれだけなんですけど。

多分、真夏とは落射する角度が違うせいなのか、同じ青空でも、空の青さが違うような気がします。

東京では仰ぎ見ても、そこにある青空はビルに切り取られて細長いものしか見えないことが多いのですが、この町では周囲の建築物自体が低いため、頭上には大きな蒼穹がひろがります。
今日も見える範囲では雲ひとつない秋晴れになりました。

HARO F-1 で街を走り抜けて行くと、日陰では肌に冷たさを感じるころになっちゃいましたね。

市内のテナント・ビルの空きスペースを使った「中古レコード& CD フェア」ってのが行われている、っつ〜ので、覗いて来ましたよ。
CD はありきたりのものばかりでしたが、アナログ・ディスクではタマに面白いのがあります。
今回はアナログ一枚購入!と言ってもワタクシ、アナログ至上主義ではございませんので、それ、MD に落として、もっぱらそっちで聴くんですよ。
だから針を落とすのはその一回だけ。

オーディオ・マニアだと、その辺ウルサいんでしょうが、ワタシはリスナーであるよりプレイヤーなもんで、あましそこらこだわってません。どころか、ホントは微妙な指使いの差とかがきっちり掴めるディジタル録音のほーが好きかもしんない。
全体の「なごみ具合(?)」とかはアナログのほーがいいのかもしれませんけど、それって混変調による「ウソ」ですからねえ。
あ、こんなこと書くと物議をかもすかもしんないなあ。
これ、独断ですからねー。カワイソウなヤツ、とほっといてくださいませ。

さて、いくら涼しくなった、とは言っても、走ってるとノドは乾きますよね。
いつものカフェでひと休みしよ、思ったら、お客さんでイッパイでした。
こんな天気のいい日とくりゃ、みんな街に出てくるの当然かな?
夕方からは郊外の家電量販店に持ってくもんがあって、さすがに自転車じゃムリなんでクルマを使いましたが、それでも、屋根を降ろしてオープンで走ります。イメージと違って、真夏はオープンで走るのツラいんですよ。

今くらいがいちばんキモチいいかも⋯

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