Honest I Do

Jimmy Reed


2005-01-16 SUN.


基本的なリズムとしては「スローなブギにしてくれ」のセンなんですが、サイドはいわゆるブーギ・パターンじゃなく、ちょとイージィな感じの「ンキャッ・ンキャッ」てな感じのアップ・ストロークが気になるとこですが、それは自分がギターなせいもあり、バッキングに意識が集中してしまうせいでして、フツーはそれ以上にフロントの Jimmy Reed 御大のヴォーカルが耳につくハズでございますから、んな枝葉末節にまで気付くこたあ無いでしょ。

にしても、この頃( 1950 年代後半)の Jimmy Reed って、1953 年の You Don't Have to Go に続き、Ain't That Lovin' You Baby やら You Got Me Dizzy を始めとするヒット連発中の「売れセン」だったワケでございましょ?
となると、現在でも通用いたしますが、メディアでの「露出」が多いタレントほど、次々とリリースしてく必要があるワケでございまして、自然、そこにはヴァリエーションも必要になってきます⋯
その意味ではこの Honest I Do なんて、モロ目先が変わってよかったんじゃないでしょうか。
これ、自分たちでもやってる方はご存知のとおり、フツーのコード進行ではございません。
ダルかつレイジーにトニックのまま進み、こんなとこで?っちゅうタイミングでドミナントにトビます。すぐ戻るかと思うと意外にもそのまましばらく行って、またまたヒョいとトニックに戻る。
ありゃりゃ、サブ・ドミナントに行かないのかな?なんて思ってると次がそれ⋯

これも、ちゃんと覚えてないと、ちょとセッションは出来ないよな?っちゅう進行なんですが、ま、覚えてしまえば、そんな難しいこともございません。
かえってちょと長さがヘンだ、ってえ It's Hurt Me Too のほーがコンランしたりしますから、モロ違うほうがいいのかもしれません。

にしても、やはり Jimmy Reed の声そのものがいいですねえ。
この独特の力の抜け具合、でも、耳に残るこの個性、そしてブっ飛び気味のハープ・⋯
なんだかホンワカしてきます。
Jimmy Reed の Biography については 2003 年10月23日の Going To New York でどうぞ。

かつて「一時期」 Jefferson Airplane のドラマーでもあった The New Riders of the Purple Sage のドラマー Spencer Dryden が 66 才にしてガンで死亡しました。

もちろん新聞あたりでは「ジェファーソン・エアプレーンのドラマーが死亡」という書き方になるんでしょうが、彼は Jefferson Airplane の長い歴史の中で「たったの」 4 年間( 1966 年から 1970 年まで)在籍しただけだし、「初代のドラマー(は Skip Spence)」ですらありません。
とは言っても、Somebody to Love に関わってはいますが、ただし、この曲は以前の Sly & the Family Stone でも採り上げましたとおり、Jefferson Airplane 以前に Grace Slick が在籍した Great Society の曲なワケですから、コンポジション的な意味では関わっている、とは言えないのですが。

この Spencer Dryden は、まあイロイロあって Jefferson Airplane から実質的に「追い出されている」んですが、そのヘンのゴシップについて興味がおありでしたらみなさまそれぞれにお調べくださいませ。

それはともかく、このあたりの年代の、かってのロック・ミュージシャンたちが次第に「この世を去って行く」頃合いになってるんでしょうね。

どうやら、県内でも天気が荒れ気味になる、とかいう予報だったんですが、いまのところ多少、雪がちらつく程度ですが、気温はさほど下がらず、積雪はさらに目減りしています。

低気圧の位置のせいで、今回はむしろ太平洋側が荒れてるのかもしれません。

都市伝説でもないけど健康にまつわる伝説やら迷信にこだわってるひとの作る料理って、なんであんな風に能書きばっかりで、実際に食べて見ると「美味しくない」こと多いんでしょうねえ?

必ず海藻をいちにちにこんだけ食べなさい!なんてゆう前にそのタバコをヤメろや!そのほーがゼッタイ健康になるぞ!周りの人もな!(と、これはある「特定の」ヒトに言ってますが)
わたくし、健康にはとても気を遣っておりますの。防腐剤や合成着色料、合成香料、遺伝子操作をした食材も一切ダメ!⋯まことに高い見識でございますこと。
でもね、「どうしたら美味しくできるかを優先してるひとたち」をケーベツするよな発言は、それ自体が「毒素」なんですよ。

つまりあなた自身が毒素を放散し続けるロクでもないバイ菌だ、ってこと。
ひっそりと自己満足でやってればいいのに「自分が上だ!」思いたいから、なにかっちゅうとそれを口にするでしょ? ひとそれぞれに優先順位が違うの。 
アナタは「私のほうが考えて丁寧に暮らしてる」と思えることが最優先ってだけ。 

自負は別に持っても構わないけど周りに押し付けるなってことだよ。判る?

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