Love's Got Me All Fenced In


Hop Wilson

2004-07-13 TUE.

昨年 7月 6日のChicken Stuff 、さらに今年 4月26日には Rockin' In the Coconut Top を紹介いたしました Hop Wilson のこれもごく初期の録音でございます。
録音時のクレジットは Hop Wilson and his Two Buddies(ジャケは His Buddies )となってまして、その two buddies ってのが、ベースの Ice Water(もち芸名でしょね。でなきゃ他のレーベルから目を盗んで来てるか?)と、有名な Ivory Lee Semien のドラム、ってワケでございます。
他の「ろけんろー」なナンバーとは異なり、この曲では、Hop Wilson の「いかにもスティール・ギター」っちゅうイントロがフィーチャーされ、その道のマニア(?)にはウケがいいかもしれませんね(でも、最後期のキング・ビスケット・タイムに出演したあたりの音を聴くと、Freddie Roulette 以上にブっ飛んでて、サイコーなんですが、どこもその辺の音を出してくれないのよねん。ったく、アタマのカタいレコード会社ばっか!)。

Freddie Roulette が自ら標榜する Chicago 系のスティール・ギタリストとすると、そのイミでは Hop Wilson は Texas 系、ってことになるんでしょか?ま、以前から言っておりますように、ワタクシといたしましては、地理的分類は「結果論的」方便に過ぎないと思っておりますので、この二人のスティール・ギターの相違は、やはりその二人の本来の個性の違い、と考えています。
ややクリーンなトーンで、ポルタメントによる経過音「をも」計算に入れて演出しているかのような Freddie Roulette に比べると、ナチュラルな歪みを意に介さないかのごとき Hop Wilson は、その部分はあまり重視せず、バーが行きついた先でのノートで勝負してる、っちゅー印象があります。というか、特にこのころは「スティール・ギター」ということを「売り」にしてなかったんじゃ?って気がしますね。
ただ前述のキング・ビスケットでの Hop Wilson の音は、ポルタメントを充分に活用してましたが、それでも Freddie Roulette には「ほのかに」嗅ぎ取れる「自己陶酔」的なニュアンスは薄いように思えます。もっとぶっきらぼう、てゆうか、もっとあっけらかんとスライドを楽しんでいたんじゃないでしょか。

ま、あえて比較するまでもなく、ワタシゃどっちも好きなんでいいんですがね。

ところで 5月26日の Maurice John Vaughn のとこで、彼のギターが Gibson Les Paul Signature であること(それは別にモンダイは無いんですが)、それに関連して、Jefferson Airplane の、っつうか、Hot Tuna の、か?Jack Casady のベースが、それのベース版である、みたいなことを書いたのですが、その後、Jack Casady の実際に使っているベースは、ヘッド部分まで写っている画像が後から出てきたことにより、Gibson 製ではなく、Epiphone によるモデルであることが判明いたしました。

とゆーことで、謹んで訂正させていただきます( Maurice John Vaughn の方の記載はすでに訂正してあります)。

ウチの HP、Blues After Dark のカウンタが昨日 43210、つまり Count down to ZERO っちゅう、次は 50万アクセス先(!)の数字の並びを通過しました。
夕方、入ってみたら 43211だったので、たぶん、その直前にどなたかがそれと気付かずに通り過ぎてったものでしょう。やはり「0」が四つ並ぶ、なんて派手なキリ番でもなきゃ、なかなか気付かないですよね。
おまけにウチのカウンタ、かなり地味なヤツですからヨケー気がつきにくいかも。

このカウンタは、今はなき Lycos Japan の提供してくれてたもので、そのシンプルなデザインが気に入ってアクセス記録とともにセットで採用したものですが、Lycos がツブれた後、カウンタは生き残りましたが、アクセス記録のほうは「死んで」しまいました。
その後インフォシークでアクセス解析が出来る、というんで申し込みもしてみたのですが、このカウンタでは働かないのか、ケッキョク今はアクセス記録がまったく判らない状態です。
インフォシークが用意するカウンタを使えば出来るようになるんでしょうが、用意されてるカウンタのデザインがどれも気に喰わないんですわ。
で、アクセス記録をあきらめてしまったもんで「43210 を誰が取ったのか?」も、さっぱ判りません。ま、別に、ゲットした方に豪華景品!なんて言ってたワケでもないんでいいんですが。

実は以前、BLUES日記を一時期「置いて(?)」た R ってのが、その加入者間ではアクセス記録が誰でも見られる、っちゅうヘンなシステムでして、訪れてくれた方のとこはこっちも訪問しないと「礼儀知らず」とヒナンされるよなキュークツな世界でございました。
なんだかアクセス数の競争などもあって、そのため、キョーミなんて無いのに、手当たり次第にどんなサイトにも顔出して、お礼に訪れてくれるのを待つ管理人もイッパイいましたねえ。ま、そこで、なんだかバカらしい、と思ったせいで「アクセス記録」なんていっか?となったのは確かなんですけど。

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